2024年5月の記事一覧
第68回運動会 閉会式 学校長のことば
運動会、大変お疲れ様でした。二つだけ、講評ということで感想をお話しします。
まず一つは、本日は朝早くから、一日は長かったわけですが、最後まで生徒主体という形で、この運動会を運営し、成功させることができました。大変素晴らしいと感じました。
二つ目です。二つ目は、皆さんは本当にこの蕨高校に入学してよかったと改めて思いました。
本日の運動会で明らかになりましたが、本当の意味でこの蕨高校、皆さんのライバルがしっかりといます。どのレースを見ても、このクラスが安泰、楽勝、一つもないです。部活動対抗。ここが勝つのではないか。そうならないですよね。綱引き。本当にどちらが勝つかわからない。ライバルが、そこにはしっかりいるのです。これは、運動会で改めて発見しましたが、この後の大事な、勉強や進路にも全部繋がってきます。
ライバルはしっかりと準備しています。あるときふと気がつくと、大丈夫と思っていた友だちが、あんなところまで登っている。上がっている。それに比べて自分はどうなんだ。焦ったりすることが起こってきます。毎日毎日自分が準備をしておかなければ、こうした思いを味わうことになります。
ぜひ、今日の疲れは今日癒していただいて、明日からは蕨高校、通常モードです。頑張っていただければと思います。以上で講評を終わります。
第68回運動会 開会式 学校長のことば
おはようございます。天候をにらんで日程を調整し、運動会を開催することができました。皆さんの日ごろの行いが功を奏し、最高の「運動会日和」となりました。
また、PTA会長の成川瑞枝様におかれましては、お忙しい中ご臨席を賜りありがとうございます。この後、お言葉を頂戴いたします。よろしくお願いいたします。
さて、今年の運動会には、新しい取組が二つあります。
一つ目は、新種目「メディシンスロー」の導入です。新種目だけに、今年の記録は「運動会蕨高記録」に登録されます。全力で取り組んでいただきたいと思います。
二つ目は、65期卒業記念品「ワイヤレススピーカー」のお披露目です。4台のワイヤレススピーカーが、運動会の円滑な進行をリードします。放送委員会の皆さんにも入念に準備していただきました。本日の運営もよろしくお願いします。
それでは、運動会が始まります。水分補給や熱中症には十分注意して、楽しい運動会にしていきましょう。
PTA・後援会総会 校長挨拶
皆さんこんにちは。校長の山本でございます。
本日はお忙しい中、1、2年生は学級懇談会、3年生は学年懇談会に引き続き、本総会にご出席を賜りありがとうございます。
また、PTA会長の目黒様、後援会会長の前田様をはじめ、令和5年度の役員の皆様におかれましては、お忙しい中にも拘らず、本校PTA・後援会の活動にご尽力いただきありがとうございました。この場をお借りいたしまして厚くお礼申し上げます。
さて、学校は新年度が始まって2か月弱が過ぎました。本日前期の中間考査が終わったところです。1年生も大変元気に登校しており、概ね順調にスタートしております。
各学年の懇談会では、進路の話も多かったのではないかと思います。1年生には、蕨高校は文武両道、ぜひ部活動に入って勉強と部活動を両立してほしいと話しました。一方で、本校は進学校でもあるので、部活動を引退してから受験勉強に取り組むのではなく、1、2年生のうちから始めるよう話しました。
また、2、3年生に対しては、チャレンジ校を設定するよう話しています。首都圏にある国公立大学や、私大であればいわゆるGMARCHを第一志望と考えている生徒も多いのではないかと思いますが、例えばGMARCHに合格している生徒の多くは、国公立大学やいわゆる早慶上理を第一志望としており、GMARCHを第一志望としている生徒が多く合格しているわけではないようです。国公立大学においても、例えば首都圏の国公立大学を第一志望と考えているのであれば、あえて旧帝国大学をチャレンジ校に設定して勉強した方が、合格率が高いようです。
現在の蕨高生は私のころと違って概ね真面目なので、努力するとどんどん成績が伸びてきます。一方、昔と変わらず生徒は謙虚なので、なかなか自分から難関大学に行きたいと言い出さない者も多いようです。生徒には「自分で自分の力の天井に蓋をするな」と言っています。ぜひ、ご家庭におかれましても、お子さまの背中をそっと押していただくようお願いします。
今年も例年以上に、生徒は朝早くから学校に来て勉強しています。上手にペースを掴んで継続できるよう支援してまいります。とはいえ、文武両道の蕨高校での生活はハードです。ご家庭におかれましては、ぜひとも生徒の見守りをよろしくお願いします。おやっと思うことがあれば、お気軽にご連絡ください。よろしくお願いします。
最後に、情報提供ですが、先日の校長会議で、県の財務課から「県立学校空調設備整備事業費補助金」について説明がありました。公費での更新を進める間、補助を行い保護者負担の軽減に努めるということです。今年度の予算案にも反映がございますので、後ほどご確認いただきたいと思います。
私からは以上です。本日はよろしくお願いします。