校長室より

第68回蕨高祭 閉祭式 校長あいさつ

 皆さん、蕨高祭お疲れ様でした。

 まずは、長い期間をかけて準備いただき、直前の台風10号の接近に伴う各種の変更にも柔軟に対応して第68回蕨高祭を成功に導いてくれた、文化祭実行委員会の皆さん、ありがとうございました。

 受付についても雨天を想定し、直前の変更となりましたが、おもてなしの心のこもった生徒の皆さんや教職員の皆さんのご対応は、とても気持ちのよいものであったのではないかと思います。

 昨年に引き続き、蕨高祭グッズの販売も行われました。皆さんの多くは大学のオープンキャンパスで経験済と思いますが、せっかく訪れた文化祭の記念になるものを買い求めたいという、来場者のニーズを上手に捉えた試みであったのではないかと思います。

 中庭ステージの発表は、直前に体育館に変更となりましたが、参加団体の皆さんのコンテンツのクオリティ、また放送委員会の皆さんの御尽力もあり、大いに盛り上がりました。

 そもそも文化祭の主役は文化部ですが、今年もクオリティの高い発表や展示が多く見られました。また、来場した皆さまを楽しませる各ホームルームの取組も、賑やかな装飾以上に、企画の内容に工夫が凝らされたものが多く見られたと思います。

 この後、蕨高大賞や新設された校長賞の発表もあるとのことです。どの団体も十分資格があるのではないかと思います。楽しみにお待ちいただきたいと思います。

 また、今年も学食に2日間、営業していただきました。もちろんプロですので、当然と言えば当然ですが、天候等をにらんで提供する食事の数を調節して、極力、品切れ等を出さない工夫をされていたようです。特に、食品を扱う団体については、来年度の第69回に向け、大いに学ぶべき点があったのではないかと思います。

 皆さんもご存じのとおり、蕨高祭は毎年改善を加え、年々よくなっていくという伝統があります。来年の中心は1年生、68期生だと思いますが、今日からスタートです。よりよい蕨高祭の開催に向け、知恵を絞って大いに工夫していただきたいと思います。

 最後に、不安定な天候の中、様々な業務や、毎日遅くまで残られて生徒の指導にご尽力くださいました先生方、ご協力を賜りました保護者の皆様、同窓会の皆様、学食の皆様、清掃や蛍光灯の交換など迅速にご対応いただいた業務の皆さん、そして開催を温かく見守ってくださいました地域の皆様にも、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 この後はバルーン・リリース、後夜祭と続きます。最後までしっかりとやり遂げていきましょう。以上で校長あいさつを終わります。