校長室より

新入生歓迎会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。

 「蕨高校は文武両道」ということで、1年生の皆さんも、本校の部活動を楽しみにしていたのではないかと思います。

 さて、私が本校24期の卒業生であることはお話ししましたが、当時3年生がインターハイに出場していた男子バスケットボール部に入部しました。練習がきつく、授業について行くことさえできずに、クラスの最下位近くまで成績が低迷してしまいました。もちろん現役では大学に合格できず、浪人も経験しました。

 皆さんはこんなことにならないよう、本校は進学校でもあるので、「部活動と大学受験」の関係について話してみたいと思います。昨年、進路指導室前に掲示してあった塾の情報誌に興味深い記事があったので、紹介したいと思います。

 まず、難関国公立大学現役合格者のうち、高3まで部活動を続けた割合は、72.9%ということです。7割の生徒が高3まで部活動を継続しています。

 次に、難関大学に現役で合格した部活生と、不合格だった部活生の学習時間の比較です。合格した部活生の方が、不合格だった部活生よりも、トータルで221時間多く学習していたとのことです。

 では、現役合格した部活生は、いつ受験勉強を始めたのか、ですが、現役合格者の7割以上が、高1、高2のうちに受験勉強を始めているということです。

 以上まとめると、難関大学現役合格者の7割は部活動を高3まで継続している、つまり、部活動はやったほうがよい、ということになります。ただし、受験勉強のスタートが高3では遅いので、高1、高2のうちから始めたほうがよい、ということです。

 大事なことは、皆さん自身のタイム・マネジメントの力を高めるということです。

 そこで、卒業生である私が経験を踏まえてお勧めするのが、朝の時間の活用です。

 例えば22時に就寝し、朝5時に起床すれば、毎朝1時間程度は勉強時間が確保できます。この習慣化に成功すればしめたものです。学校も朝から開いていますので、早めに登校して、学習することが可能です。

 この後の新入生歓迎会の部活動紹介は、例年各部のアピールのレベルが高いので、十分楽しめる内容なのではないかと思います。しっかり見ていただいて、自分に合った部活動を選んでいただければと思います。

 皆さんは蕨高生です。是非とも積極的に部活動に入っていただき、併せて、学習時間の確保についても検討をお願いします。頑張りましょう。以上で校長あいさつを終わります。