校長室より

同窓会総会 校長あいさつ

 皆様こんにちは。校長の山本でございます。同窓会の皆様におかれましては、日ごろから本校の教育活動に対しまして、深いご理解とご支援を賜りありがとうございます。

 早いもので、同期の24期は、今年度60歳を迎えます。定年は延長しておりますので、私の場合は62歳ですが、役職定年ということで、蕨高校の校長は今年度限りとなる見込みです。同窓会の皆様には「素晴らしい母校をさらに素晴らしく」と申し上げてまいりましたので、残された時間を全力で務めてまいりたいと思います。

 それでは、私からは、本校の近況について、いくつか紹介させていただきます。

 まずは、進路の状況でございます。この春卒業した65期生も大いに活躍してくれました。国公立大学の現役合格者数は93名を数え、浪人生と合わせると100名を越えました。旧帝国大学などのいわゆる難関国公立大学の現役合格者数も7名と、64期生の5名から2名増加という状況です。浪人生も頑張りまして、京都大学に2名が合格を果たしました。一方、私立大学も数多くの生徒が合格し、特に早慶上理と呼ばれる難関大学の現役合格件数が、昨年度の51件に対し、67件と数を伸ばしております。大学別では、慶應義塾が8、法政が102、中央が64といずれも数を伸ばしており、ここ数年ではそれぞれ、最も多い現役合格件数となっております。

 次に、今年度の本校は、3件の県教育委員会関係の事業を実施いたします。1件目は、チーム県立高校オンライン講座でございます。この事業は指定を受けて3年目になりますが、本校の授業をオンラインで他校の生徒に公開するとともに、本校の生徒も、他校の授業をオンラインで受けることができるというものです。

 2件目は、国の事業でもありますが、通称「DXハイスクール」と呼ばれるものです。皆様もご案内の通り、現在、社会の様々な分野で、デジタルなどの成長分野を支える人材の育成が求められております。この事業は、全国の高校およそ1000校を指定し、環境整備に必要な経費を支援しながら、成長分野の担い手の育成に高校段階から取り組んでもらおうとするものです。埼玉県では本校を含む35校が指定を受けております。

 3件目は、アントレプレナーシップ教育の取組でございます。これからの時代では、正解のない課題に対して自ら問いを立て、チームで協働して課題の解決に取り組む力が求められておりますが、こうした力の育成に、起業家教育の手法が有効であるとのことから、早稲田大学と連携し、本校でワークショップなどを開催するというものです。

 昨年度再開したオーストラリアへの海外派遣事業につきましては、今年は訪問先をブリスベンに改め、校内選考を経て選抜された生徒30名が参加します。また、本校の外国語科では、第二外国語としてフランス語を学ぶことができますが、毎年、「フランコフォニー」といって、日本でフランス語を学ぶ高校生を、フランス語圏の国の大使館が出前授業で支援するという取組が行われています。令和4年度はカリブ海のハイチ、昨年度は北アフリカのチュニジア、そして今月5日には、西アフリカのコートジボワール大使館員による出前授業が行われます。

 以上近況でございました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。