校長室より

校長室より

教育活動説明会 校長あいさつ

 皆さまこんにちは。校長の山本でございます。本日は土曜日でご多用のところ、本校の教育活動説明会に足をお運びくださいましてありがとうございます。

 本校は昭和32年に開校した男女共学の県立高校でございます。おかげさまで、今年で開校68年目を迎えております。平成6年に外国語科を設置しており、外国語科は今年で30周年を迎えます。

 本校の目指す学校像は「生徒の進路希望を実現する文武両道の進学校〜グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる〜」でございます。「生徒の進路希望の実現」という課題に、「文武両道」という手法で取り組むというスタイルが、本校の特徴となっております。

 大学入試の合格状況ですが、今春の実績では、国公立大学の現役合格件数は93件、浪人を含めますと100件を越えております。旧帝国大学などの難関国公立大学の現役合格件数も7件と、前年度の5件より2件増えています。浪人生も健闘しており、今春は京都大学に2名が合格しました。私立大学につきましても、早慶上理がのべ67件と、前年度の51件から数を伸ばしております。

 申し遅れましたが、私は本校24期の卒業生です。本校は開校以来、いわゆる「人づくり」ということに、本当に熱心に取り組んできた実績がございます。

 蕨はもともと中仙道の宿場町で、板橋宿と浦和宿の間に位置してきた歴史がございます。開校時のエピソードとして、お隣の旧浦和市に県立浦和高校があるなら、蕨、当時は町でしたが、蕨には蕨高校が必要ではないか、そんな思いから生まれたという話を聞いたことがあります。もっとも本校は開校当初から共学でしたが、現在に続く三大行事、臨海学校、現在は林間学校ですが、運動会、強歩大会など、比較的ハードな学校行事を揃えているのも、そうした思いに基づくものではないかと考えております。

 皆さまの中には「今どき『文武両道』なんて」と、ネガティブな評価をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、皆さまもご案内の通り、チャットGTPをはじめとする生成AIなどの新しいツールが次々と生まれ、仕事の内容と質が刻々と変化し、正確な未来予測がますます困難になっていく時代にあって、本当の意味で、どんな力を子どもたちにつけさせるべきなのか、難しい時代に入っているのではないかと思います。

 どんなにテクノロジーが進化しようとも、最後に必要となるのは、人と人を繋ぐ力、交渉力や調整力などのコミュニケーションの力なのではないかと思います。本校はこうした力を「文武両道」、勉強はもとより、部活動や学校行事などにも全力で取り組ませることで、すべての生徒たちにしっかりと身に付けさせるよう指導しております。

 今年で30周年を迎える外国語科も、着実に成果を上げております。今春の合格実績では、いずれも現役ですが、国公立大学7件、早慶上理6件、GMARCH48件となっており、普通科と比較しても、遜色のない実績を上げております。やはり、英語の4技能に長けているという特徴が高く評価されているようです。

 それではこの後、本校の教育活動につきまして、教頭より説明させていただきます。本日はよろしくお願いいたします。