校長室より

校長室より

自分の「五感」を信じてみよう(進路のしおり 巻頭言)

 生徒の皆さんがこの冊子を手に取っているということは、自ら主体的に、自身の進路実現という課題に、正面から取り組もうという気持ちになっているということだと思います。まずは、大きな一歩を踏み出したという、その前向きな姿勢に敬意を表したいと思います。

 さて、『進路のしおり』。本冊子です。本校進路指導部渾身の一冊です。本校の進路指導のエッセンスが凝縮されています。隅々まで熟読されることをおすすめします。

 次に、気になる進学先が見つかったら、可能な限り、実際にキャンパスを訪れてみましょう。オープンキャンパスへの参加が望ましいですが、コロナ禍の影響もあり、オンラインで開催されることも、ここ数年は多くなっています。

 それでも、実際にキャンパスを訪れてみることをおすすめします。

 最寄りの駅で下車します。通学路を歩いてみます。キャンパスに入れてもらえるのであれば、キャンパス内を散策します。もっとも、普通は「関係者以外立入禁止」ですから、その場合は外から眺めてみます。それでもよいのです。進学先を考える上で、キャンパス(=立地)は重要です。実際に行ってみることで、文字情報ではわからなかった多くのことを知ることができます。

 キャンパスに入ることができた場合、可能であれば、レストランで食事やお茶をしてみましょう。難しい場合は、キャンパス周辺のお店を体験してみましょう。「食」と組み合わせることで、記憶が鮮明になることがあります。街の印象も大切な要素です。

 こうして、進学先を「五感」で感じたら、自分自身に問いかけてみましょう。この進学先に行きたいと思うのか。この進学先に通う自分の姿が想像できるか。

 3年生は特に、多くの志願先を併願することがあります。そのときに、自分の知らない進学先を仮に選んでも、対策に身が入らないことも多くあります。

 私自身も、これまで折に触れ、極力キャンパスを直接訪れる機会を多く持つよう心がけてきました。東京大学、東京工業大学、北海道大学、東北大学、京都大学、大阪大学、早稲田大学、国際基督教大学、東京理科大学、UCLAなど、実際にキャンパスを訪問することで、これまで自分が知らなかった多くの発見をすることができました。

 さあ、本冊子を手に取った皆さんは、自らの未来を預けるパートナー探しの入口に立つことができました。試験日が間近に迫るとキャンパス見学に行っている暇がなくなります。即断即決、気になる進学先が見つかったら、すぐに行動に移してください。

蕨高校吹奏楽部 第46回定期演奏会 校長あいさつ

 只今ご紹介に預かりました校長の山本でございます。この4月に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日はお忙しい中、蕨高校吹奏楽部第46回定期演奏会にご来場いただき誠にありがとうございます。日ごろから保護者の皆様の深いご理解と御協力、卒業生や地域の皆様の多大なるご支援をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。

 さて、第46回定期演奏会です。新型コロナウイルス感染症拡大防止のお願いをさせていただいてはおりますが、このように盛大に開催することができました。まずもって、関係する皆様に御礼申し上げたいと思います。

 昨年度の第45回定期演奏会は、延期の上、前半と後半の2部構成で実施されたと聞いております。特に3年生は、入部以来、練習が十分に行えないなど、大きな影響を受けてきたことと思います。ようやく舞台は整いました。思い切り、日ごろの成果を発揮していただきたいと思います。

 それでは、どうぞ最後までごゆっくりご堪能ください。以上であいさつを終わります。

令和4年度 外国語科対面式 校長あいさつ

 改めまして、こんにちは。校長の山本です。外国語科の対面式ということで、一言あいさつをさせていただきます。

 外国語科は歴史も古く、平成6年、1994年の設置と聞いております。1年生は、外国語科28期生ということになり、3年生のときに、30周年を迎えることになります。

 本校の『創立50周年記念誌』に、外国語科に係る記載がありました。すでにご案内の方も多いと思いますが、新入生とともに、確認してみたいと思います。

 「外国語科の目的」として、このように書かれています。

 21世紀はますます国際的に物事が進む時代となることが予想され、国境を越えて展開される活動によって世界はますます狭くなりつつあるが、国際摩擦は経済問題にとどまらず、法律や文化の領域まで広がっている。

 問題解決に欠くことのできない豊かな外国語のコミュニケーション能力や異文化に対する深い理解を有した上で、
・ 貿易立国である日本の国際経済をリードできる人、
・ 環境問題・文化摩擦など国際化に伴って生じる様々な問題を複眼的視野に立って検討し、総合的視点から望ましい政策を打ち出せる人や
・ 語学教育を含め、国際人を育成できる指導者
などの人材が求められている。

 蕨高校外国語科は、このような時代の要請に応えることを目的とする。

 いかがでしょうか。特に現状認識のところは、28年前とは思われないくらい、現代にも当てはまると思います。

 「問題解決」のため、「豊かな外国語のコミュニケーション能力」と「異文化に対する深い理解」を有することがまず必要、と書かれてあります。

 世界の中の日本の立ち位置は、本当に難しい情勢です。蕨高校外国語科には、設置時に掲げた目的、ミッションがあります。

 幸いなことに、将来、皆さんが「世界が求めるグローバル人材」となるための第一歩は、この蕨高校の外国語科に入学したことで、果たされています。

 あとは、やるだけです。校長先生は、外国語科の皆さんのチャレンジを、全力で応援します。頑張りましょう。以上であいさつを終わります。

令和4年度 新入生歓迎会(部活動紹介) 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。今日は新入生歓迎会、部活動紹介ということですので、一言あいさつを述べさせていただきます。

 始業式で2・3年生の皆さんにはお話ししましたが、私は本校の卒業生です。今から42年前の4月に入学し、バスケットボール部に入部しました。当時の男バスは、3年生がインターハイに出場する強豪チームでした。練習はきつく、疲労から勉強も手につかず、成績はクラスの最下位付近まで低迷していました。バスケットボール部は、公式戦出場こそありませんでしたが、引退するまで続けました。社会人として、県立高校の教壇に立ちました。辛いことや、逃げ出したくなることもたくさんありましたが、その都度、辛かった部活動を最後までやり遂げたということを思い出して自分を励まし、乗り切ってきました。

 本日の部活動紹介をきっかけに、高校3年間継続できる部活動を見つけることができるとよいと思います。

 あと、1 年生の皆さんに一つだけ、自分の体験を元にアドバイスします。

 ともすると部活動は、一生懸命取り組むあまり「思考停止」に陥りやすいところがあります。目の前の練習をこなすのが精一杯で、本業である学業や、自らの進路を考えることが後回しになってしまうことがありますが、それでは本末転倒です。自分のスケジュールのマネジメントをしっかり行うことがとても重要です。

 それでは、部活動紹介が始まります。よろしくお願いします。以上で校長あいさつを終わります。

令和4年度 対面式 校長あいさつ

 皆さんおはようございます。

 本日は対面式ということですので、各学年について、ちょっと調べてきました。

 今皆さんは一堂に会していますが、時代の激しい変化の中にあって、それぞれの置かれている立ち位置も微妙に異なっています。

 まず、3年生の皆さんは「18歳成人」ということで、18歳の誕生日を迎える順に、成人になります。この中には静かに、既に成人という人がいるということになります。成人ですから、例えばクレジットカードの契約など、自らの責任で行うことができます。高校在学中の生徒の中に「成人」がいる、という状況になります。

 次に2年生です。どうやら25年度入試から、共通テストは「6教科8科目」になりそうです。ということは、2年生は最後の「5教科7科目」の学年ということになります。まさに「背水の陣」ということになります。

 1年生はGIGA スクール元年ということで、それぞれの中学校で、一人一台のタブレット端末を一年間使ってきたことになります。授業中にタブレット端末を使うという点では、1年生が先輩にあたりますので、大いにアドバイスを聞いて、参考にしていきたいと思います。

 さて、対面式です。皆さんそれぞれ置かれている状況は微妙に異なりますが、この対面式を境に、学年を超えて親交を深めていただき、生徒会の皆さんのリーダーシップの下、この蕨高校をさらによい学校にしていきましょう。以上で校長あいさつを終わります。