校長室より
29期ホームカミングデー 来賓ウエルカム祝辞(校長)
皆様こんにちは。ようこそ、皆様の母校、蕨高校にお越しくださいました。校長の山本でございます。本日は29期ホームカミングデーの開催誠におめでとうございます。皆様のご来校を歓迎いたします。本来であれば、2年前の令和2年度に実施されていたと伺っております。ようやく開催できました。幹事の皆様のご尽力に感謝申し上げたいと思います。
また本日は、当時私もお世話になった恩師の皆様も多数ご出席いただいております。お忙しい中でのご出席誠にありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
実は私は、29期の皆様と面識がございます。と申しますのも、24期の私は、昭和62年5月に、2週間ほど教育実習生としてお世話になりました。指導教官は国語科の横手先生でしたので、当時の3年生の選択古典の授業を担当させていただきました。この4月に縁があり、母校である蕨高校の校長を拝命しました。着任当初は母校のあまりの変貌ぶりに、大変驚きました。私と同じ時代を経験されている29期の皆様であれば、私の感じた驚きを共有していただけると思い、現在の学校の様子を少し話してみたいと思います。
生徒は、勉強にも部活動にも学校行事にも全力で取り組んでいます。朝出勤すると、すでに校内は朝練習の声で賑やかです。しかし考査1週間前ともなるとその声がぴたりとやみ、朝の校内は静寂に包まれます。切り替えが徹底しています。また、平成6年度に外国語科が設置されておりまして、4月当初の対面式では、外国語科の新入生が英語であいさつをします。英語については大変レベルの高い指導が行われており、令和3年度は英検1級に2名、準1級に15名合格しました。進路につきましても、国公立大学は3年連続で80名以上の現役合格者を輩出しております。現役進学率は92.5%となっております。
また、校内のICT環境につきましても整備が進んでおります。普通教室へのWi-Fiやプロジェクターについて、設置が完了しております。令和5年度入学生から学年進行で導入される一人一台端末につきましては、共通テストにおける「情報Ⅰ」への対応や、将来のCBT、コンピュータ ベースド テスティングの動向等を踏まえ、Windows端末であるSurface Go 3の導入を目途に検討しております。
卒業生の皆様におかれましては、毎年、1年生を対象とした進路行事である「社会人講演会」の講師をお引き受けいただくなど、本校の教育活動にご協力いただいております。令和9年度には創立70周年を迎えます。引き続きご尽力を賜りますようお願いします。
本日お集りの皆様におかれましては、仕事の上でも、プライベートでも、ますます充実されていることと存じます。本日はせっかくの機会でございますので、ぜひとも旧交を温めていただき、昔話に花を咲かせていただければと存じます。
それでは、本会のますますのご盛会を祈念して祝辞とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。
蕨高校65期修学旅行しおり 校長の言葉
修学旅行では、平素と異なる生活環境にあって見聞を広め、よりよい人間関係を築くなどの体験を積むことが重要です。さわらび会館の前に「考える人」の像がありますが、今回の舞台は沖縄です。我が国を取り巻く情勢を踏まえ、「沖縄で考える」体験を充実してほしいと願っています。
第3回学校説明会 校長挨拶
皆さんこんにちは。本日はお忙しい中、本校の第3回学校説明会にお越しくださいましてありがとうございます。私は校長の山本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
皆さんは志望校の選定について、いよいよ最終段階に差し掛かっているのではないかと思います。実は私は本校の卒業生でございます。中学生のころは現在のさいたま市大宮区の中学校に通っておりました。当時とは状況が異なりますので、単純な比較はできませんが、記憶を辿って、少し自分の経験を話してみたいと思います。
中学校では男子バスケットボール部に所属していて、引退まで続けました。学校の成績はあまりよいとは言えませんでした。3者面談で70%の合格可能性と言われた蕨高校を選びました。高校卒業後の進路についても、当時は何となく、合格できる国公立大学に進学できればよいと考えていました。
ここで申し上げたいのは、私の場合、中学校のときに自分が思っていた、中学校の校内におけるポジション感というものが、将来の大学の進学希望にも自然と影響を与えていたということです。
中学校の成績がトップクラスではなかった、だから将来志望する大学もトップでなくてもよい。当時は当たり前と思っていましたが、大人になった今振り返ってみると、何とも根拠のない、情けない考え方だったなと思います。
しかしながら、蕨高校はそんなに甘くありませんでした。3年生の政治・経済の授業で法律に興味を持ち、将来は弁護士になりたいと志を立てるに至りました。私大文系のクラスでしたが、調べてみると、当時、司法試験に合格者を多く輩出している私立大学は、早稲田大学や中央大学など、難関大学に限られているということがわかりました。
どこか合格できる大学に進学できればよいと考えていた私は、当時の蕨高校の魅力溢れる授業に触れ、難関大学への合格に向け、大きく舵を切ることになりました。
さて、本題に戻ります。私たちは、中学校では必ずしも校内トップの成績ではなかったかもしれない、でも、将来の大学進学に際しては、自らの夢を実現するため、行ける大学ではなく、自分が本当に行きたい大学を目指したい、そんな皆さんの挑戦を、全力で応援したいと思っています。
本校の教育課程は、2年生まで共通の内容となっています。文系科目も理系科目もしっかり学び、自分が本当に専攻したい学問分野を見定める目を養っていただきます。3年間の短い時間で進路実現という成果を上げるためには、自らのタイムマネジメントの力を身に付けることが重要です。文武両道の3年間は確かに忙しいですが、朝型の生活習慣や隙間時間の活用など、大学生や社会人になっても重要となる資質を身に付けることができます。
本校は皆さんが社会に出たとき、グローバルな視点を持つリーダーになっていただきたいと考えています。外国語科を持つ本校の英語の授業は本当にレベルが高く、英検2級はもとより、準1級や1級を取得する生徒も複数存在します。林間学校や強歩大会などの学校行事は、高いハードルを乗り越える経験を通じて、自らに対する信頼を高め、将来のリーダーとしての自覚を育んでいきます。
いかがでしょうか。蕨高校でのエキサイティングな3年間は、きっと皆さんの想像をはるかに越え、皆さんの志を、より高く導くことと確信します。繰り返しになりますが、皆さんの蕨高校へのチャレンジを心からお待ちしております。
この後、学校や各学科の特色について、本校の職員や生徒から説明がございます。蕨高校で一緒に頑張りましょう。以上で校長あいさつを終わります。
47期35歳合同クラス会 来賓挨拶(校長)
皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日は埼玉県立蕨高等学校47期35歳合同クラス会の開催誠におめでとうございます。コロナ禍の終息はなかなか見通すことができませんが、まずはこうして対面でお互いに顔を合わせることができたことを、率直にお祝いしたいと存じます。
さて、本日は47期の皆様がお集まりということでしたので、学校の沿革を少々確認してまいりました。皆さんが入学される前の平成14年度に65分授業が導入され、皆さんが2年生の平成16年度にオ-ストラリア・サウスオーストラリア州への交換留学生派遣事業の協定書調印、皆さんが3年生の平成17年度には、テンプル大学ジャパンキャンパスと教育連携協定を締結しております。平成6年度に外国語科を設置した本校が、生徒の進路希望を実現する進学校として、また、さらなる国際理解教育の充実に向け、学校改革を進めていく、まさにその真っただ中の3年間を、皆さんは本校で過ごされたということになります。
ここ数年におきましても、令和元年度には埼玉県教育委員会から大学進学指導拠点校の委嘱を受け、令和2年度には土曜授業を導入、また今年度から新たに50分授業を導入するなど、グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる「文武両道の進学校」の実現を目指し、改革を進めているところでございます。
47期の皆様におかれましては、仕事の上でも、プライベートでも、ますます充実されているころかと拝察いたします。本日はせっかくの機会でございますので、ぜひとも旧交を温めていただき、昔話に花を咲かせていただければと存じます。
また本日は、当時お世話になった恩師の皆様も多数ご出席のことと伺っております。お忙しい中でのご出席誠にありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
申し遅れましたが、私は本校24期の卒業生でございます。私たちの母校、蕨高校は素晴らしい学校となっております。私には校長として、この素晴らしい母校をさらに素晴らしくする使命がございます。本日ご臨席の皆様方には、ぜひともお力添えを賜りたく存じます。
それでは、本会の益々のご盛会を祈念して挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。
「フランコフォニー」の授業 ハイチ大使館員への校長あいさつ
Good morning. Welcome to Warabi High School.
I'm Yasuyoshi Yamamoto, the principal of this high-school.
I welcome everyone.
By the way, our school has a foreign language department, and there are students studying French.
The Republic of Haiti is known in Japan as the birthplace of the father of the famous Japanese tennis player, Naomi Osaka.
We hope that many of the students will deepen their understanding and interest in the French-speaking world and the Republic of Haiti through today's class.
Thank you very much.
おはようございます。ようこそ、蕨高校にお越しくださいました。
私は校長の山本康義です。
皆さんを歓迎いたします。
さて、本校は外国語科を設置しており、フランス語を学ぶ生徒がおります。
ハイチ共和国は、日本ではテニスプレーヤーの大坂なおみ選手のお父様の出身地として知られております。
本日の授業を通じて、生徒の多くがフランス語圏やハイチ共和国について、理解や関心を深めることを期待しております。
どうぞよろしくお願いします。