校長室より

校長室より

47期35歳合同クラス会 来賓挨拶(校長)

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日は埼玉県立蕨高等学校47期35歳合同クラス会の開催誠におめでとうございます。コロナ禍の終息はなかなか見通すことができませんが、まずはこうして対面でお互いに顔を合わせることができたことを、率直にお祝いしたいと存じます。

 さて、本日は47期の皆様がお集まりということでしたので、学校の沿革を少々確認してまいりました。皆さんが入学される前の平成14年度に65分授業が導入され、皆さんが2年生の平成16年度にオ-ストラリア・サウスオーストラリア州への交換留学生派遣事業の協定書調印、皆さんが3年生の平成17年度には、テンプル大学ジャパンキャンパスと教育連携協定を締結しております。平成6年度に外国語科を設置した本校が、生徒の進路希望を実現する進学校として、また、さらなる国際理解教育の充実に向け、学校改革を進めていく、まさにその真っただ中の3年間を、皆さんは本校で過ごされたということになります。

 ここ数年におきましても、令和元年度には埼玉県教育委員会から大学進学指導拠点校の委嘱を受け、令和2年度には土曜授業を導入、また今年度から新たに50分授業を導入するなど、グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる「文武両道の進学校」の実現を目指し、改革を進めているところでございます。

 47期の皆様におかれましては、仕事の上でも、プライベートでも、ますます充実されているころかと拝察いたします。本日はせっかくの機会でございますので、ぜひとも旧交を温めていただき、昔話に花を咲かせていただければと存じます。

 また本日は、当時お世話になった恩師の皆様も多数ご出席のことと伺っております。お忙しい中でのご出席誠にありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 申し遅れましたが、私は本校24期の卒業生でございます。私たちの母校、蕨高校は素晴らしい学校となっております。私には校長として、この素晴らしい母校をさらに素晴らしくする使命がございます。本日ご臨席の皆様方には、ぜひともお力添えを賜りたく存じます。

 それでは、本会の益々のご盛会を祈念して挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

 

「フランコフォニー」の授業 ハイチ大使館員への校長あいさつ

Good morning. Welcome to Warabi High School. 

I'm Yasuyoshi Yamamoto, the principal of this high-school. 

I welcome everyone. 

By the way, our school has a foreign language department, and there are students studying French. 

The Republic of Haiti is known in Japan as the birthplace of the father of the famous Japanese tennis player, Naomi Osaka. 

We hope that many of the students will deepen their understanding and interest in the French-speaking world and the Republic of Haiti through today's class. 

Thank you very much.

 

おはようございます。ようこそ、蕨高校にお越しくださいました。 

私は校長の山本康義です。 

皆さんを歓迎いたします。 

さて、本校は外国語科を設置しており、フランス語を学ぶ生徒がおります。 

ハイチ共和国は、日本ではテニスプレーヤーの大坂なおみ選手のお父様の出身地として知られております。 

本日の授業を通じて、生徒の多くがフランス語圏やハイチ共和国について、理解や関心を深めることを期待しております。 

どうぞよろしくお願いします。

第2回学校説明会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中、本校の第2回学校説明会にお越しくださいましてありがとうございます。

 さて、本校、埼玉県立蕨高等学校でございますが、創立66年目を迎える男女共学の進学校でございます。普通科と外国語科を設置しております。

 本日お越しの皆様も、すでに多くの学校をご見学されていることと思います。私立の高校には「建学の精神」というものがあると聞きますが、県立高校ではそれにあたるものとして「目指す学校像」というものがございます。

 私はこの「目指す学校像」というものが、大変重要であると考えております。なぜかと申しますと、皆さんは合格しますと、その高校に3年間通うことになります。高校生活の3年間を想像してみてください。もちろん高校ですから、進学校を謳う以上、教職員の質は重要です。しかしそれ以上に、毎日生活をともにして、長い時間付き合っていくのは生徒です。どんな生徒がこの高校に集まっているのか。もちろん入学前にはわかりません。しかし、その高校の掲げる「目指す学校像」があります。すべての生徒がこの「目指す学校像」に共鳴して入学してくるとするならば、同じ志を持ち、理解しあうことのできる価値観を共有しているということになります。

 現代は多様化の時代です。本校にも本当に多様な生徒が在学しています。しかし1点、この「目指す学校像」を共有しているという強みがあります。

 本校の「目指す学校像」は「生徒の進路希望を実現する文武両道の進学校~グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる~」でございます。3年間の高校生活の中で、自らの「進路希望を実現」したいという高い志を持っていること、「文武両道」、勉強も部活動も頑張るということ、「進学校」の生徒であるという自覚、「グローバルな視点」を持つということ、将来は「リーダーとして活躍」したいという希望を持っていること、こうした点について共通理解を持った生徒の集まり、それが「蕨高校」ということになります。

 私はこの「目指す学校像」に共鳴する皆さんが蕨高校に集まり、切磋琢磨の3年間を過ごすことによって、素晴らしい成果を挙げることができると確信しております。

 ところで、本日お集りの中学3年生の皆様は、中学校入学時にちょうどコロナ禍に見舞われ、様々な活動に制限がかかり、悔しい思いをされたのではないかと思います。コロナ禍で私たちが気付かされたのは「対面による授業や行事の大切さ」でありました。本校は開校以来「臨海学校」を行ってまいりましたが、コロナ禍を受け、2年間、中止を余儀なくされました。しかしながら、「人づくり」を行う上で泊を伴う学校行事は必要、との思いから、その趣旨を受け継ぐ形で、今年は「林間学校」として実施しました。

 また本校は「外国語科」を設置しており国際交流事業も盛んです。オーストラリアでの「高校生海外短期派遣事業」を始め、各種事業も今後は順次再開していく方針です。

 最後に、本校は令和5年度入学生から、入学時に一人一台の生徒用端末を購入していただく予定です。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 それでは、この後本校の職員から、本校の概要について説明させていただきます。是非とも本校を第一志望としてご検討くださいますようお願いいたします。

『蕨高たより』第158号 蕨高生に伝えたいこと

 本校は外国語科を設置し、目指す学校像に「グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる」と掲げています。グローバル人材の育成は学科を問わず、本校に課せられた大きな使命です。

 この原稿執筆時点で1ドル138円。円安が止まりません。皆さんが将来、仕事上の同じスキルを持ったとしても、日本と外国とでは、得られる労働の対価に大きな差が生じてきます。

 英語でコミュニケーションができる人材は、世界の多くの場所で仕事ができます。国籍の異なる人材が一緒に働く場では、やはり英語が共通のコミュニケーションツールになるということです。

 せっかく入学した「グローバル」を掲げる蕨高校です。本気で英語の力を身に付けてみませんか。そして、日本を取り巻くグローバルな課題の解決に、自ら携わっていく気概を持って欲しいと思います。

前期終業式 校長講話

 皆さんおはようございます。前期の終業式を迎えました。

 皆さんは先日の球技大会でバスケットボールを楽しんでいましたが、バスケットボールでは、第2ピリオドと第3ピリオドの間に10分間のハーフタイムがあります。ここで前半のゲーム運びをチェックして、後半の戦略の立て直しを行います。

 経験的には、後半はじめの第3ピリオドで流れをつかむことが、ゲームを制するポイントになることが多いです。つまり、ハーフタイムのミーティングがとても重要であるということです。皆さんの1年間をゲームに例えると、明日から後期が始まりますので、今この瞬間がハーフタイムということになります。皆さんが皆さん自身の1年間というゲームに勝利するために、前半を振り返り、後半の戦略を考えてみたいと思います。

 ところで皆さんは、年度の始めに目標を定めているでしょうか。3年生は進路がありますので、目指す難関大学の合格を目標にしている人が多いのではないでしょうか。2年生や1年生はどうでしょうか。キャリアプランノートを活用して、目標をしっかり定めている人も多いのではないかと思います。

 それでは、計画はどうでしょうか。

 「勝者はいつも計画を持っており、敗者はいつも言い訳をかかえている」ということばがあります。以前にもお話ししましたが、本校の卒業生である私には、たくさんの失敗談があります。その一つが、このことばにある「計画」に関するものです。

 受験に失敗して浪人生になりました。東京の予備校に通い、夏期講習のあたりまでは真面目に講義に出ていました。一通り受けたところで、「これまで学んだ内容を整理して定着させることに時間を使おう」と思うようになりました。予備校に通う時間を除いた1日の学習時間を自分でコントロールすることに、本気で取り組んでみました。

 はじめは1日の計画を立てました。次に1週間の計画を立てました。1週間は5日と考え、土日は模試や平日の遅れを取り戻すために空けておくこととし、計画の進捗に大幅な遅れがないようにしました。続けて1ヶ月の計画、そして本番の入試までの計画を立てました。

 これにより、自分が立てた計画を、自分がどれだけ忠実に実行できるかということが、自分の大きな関心事になってきました。

 受験が終わって振り返りました。大学に合格できなかった高校3年生の自分と、大学に合格できた自分との最も大きな違いは、この「計画」の有無でした。

 ハーフタイムの話に戻ります。皆さんは「計画」つくっていますか。キャリアプランノートを使って作成している人も、後期に向け、ぜひ見直してみてください。

 よく言われることですが、進路希望の実現は自分との戦いです。皆さんはこの厄介な「自分」というものを飼い慣らす必要があります。自分という「この人」は、どのようにアプローチすれば勉強するようになるのか。意外とこの点の攻略が、このゲームに勝利する鍵だったりします。2年生、1年生も同様です。授業があって部活動があっての毎日だからこそ、1日の勉強の「計画」が重要です。

 改めて前期お疲れさまでした。明日から後期がはじまります。バスケットボールなら後半の第3ピリオドに当たります。ゲームに勝つには第3ピリオドで流れをつかむことが必須です。自分が立てた計画を確認して、楽しく後期を乗り切っていきましょう。以上で校長講話を終わります。