校長室より
第2回学校説明会 校長あいさつ
皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中、本校の第2回学校説明会にお越しくださいましてありがとうございます。
さて、本日は中学3年生の皆さんと保護者の皆様が参加されていることと思います。中学3年生の皆さんは、令和7年、2025年に高校1年生、現役で進学されますと、令和10年、2028年に大学1年生、そして、令和14年、2032年に社会人1年生、または、大学院1年生、多くの方がこのような形になるのではないかと思います。皆さんの就職活動が本格化する大学3年生は令和12年、2030年。現在の高等学校の学習指導要領は、この2030年の社会を想定してつくられています。現在ある仕事がなくなっている、あるいは、新しい仕事がたくさん生まれている。こんな話を聞いたことがある人も多いのではないかと思います。
本校では現在、埼玉県教育委員会と連携して、アントレプレナーシップ教育に取り組んでいます。1年生を対象に、9月11日に早稲田大学の教授や学生とワークショップを行い、今月の22日には、3名の現在活躍されている起業家の皆さんをお迎えしてパネルディスカッションを行いました。高い志や意欲を持つ自立した人間として、他者と協働しながら新しい価値を創造する力など、これからの時代を生きていくために必要な力を育成することを目的として取り組んでおります。
中学3年生の皆さんは、これからの時代を生きていくために必要な力を身に付ける上で最も適した高校、大学を選ぶという切実な課題に直面されていることと思います。高校、そして大学は、どこも同じではありません。皆さんにとって本当にふさわしい選択をしていただく、そのお手伝いの一環として、本日は、蕨高校の特色について、説明させていただきたいと思います。
実は、蕨高校の特色は、本校の「目指す学校像」に集約されています。恐れ入りますが、お手元の学校案内の3ページをご覧いただきたいと思います。
本校の目指す学校像は、「生徒の進路希望を実現する文武両道の進学校~グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる~」でございます。
まず、「進路希望の実現」を真っ先に掲げています。育てたい生徒像は、後半の「グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人」でございます。こうした人材は、高校3年間はもちろんのこと、大学での学びもあわせて育成されるものと考えます。であるならば、高校卒業後の大学選びが重要となります。「行ける大学」ではなく、「行きたい大学」で過ごす4年間によって、皆さんの人生は大きく変わってくると思います。そう考えるとき、高校選びがますます重要になってきます。
蕨高校の特色は、中高一貫校では6年間で行っている進路実現に、3年間で、しかも「文武両道」というスタイルで取り組むところにあります。
申し遅れましたが、私は本校24期の卒業生です。蕨高校は私のころから文武両道、私も男子バスケットボール部を引退まで3年間継続し、本校の伝統行事である運動会、臨海学校、現在は林間学校ですが、強歩大会などを通して、人生の土台をこの蕨高校で築いてまいりました。私が聞いたところでは、昭和32年に蕨高校を当時の蕨町がつくる際、お隣の旧浦和市に県立浦和高校があるのであれば、蕨町には蕨高校が必要だということでつくられた、ということです。現在に続く体育的行事は、このような経緯のもと始まったようです。こうした数々の学校行事や部活動を通じて、知徳体のバランスの取れた「生きる力」を育む点は、蕨高校の特色の一つと言えると思います。
私は本校を卒業したのち、令和4年に校長として戻ってまいりました。着任当初に受けた衝撃は、今も忘れることができません。私の母校は、40年のときを経て、素晴らしい学校に変わっていました。わかりやすい例を挙げますと、国公立大学の現役合格件数です。24期の私の代は24人でございましたが、創立50周年の年に初めて40人に達し、創立60周年の年に60人を超え、令和に入って100人を超えるようになりました。つまり、ここ数年で急激に合格実績が向上しているということになります。
こうした合格実績は、えてして独り歩きしがちなものですが、合格実績をその学校の総合的な教育力の成果と捉えるならば、その要因が気になるところです。いったい何が蕨高校を変えたのか。私は当初、「授業がよくなったのではないか」と仮説を立てました。
あれから3年、私は毎年授業を観察しておりますが、本校の教職員の指導力には確かなものがあります。今週もいくつかの授業を見学しましたが、クラス全員取り残すことなく「授業がわかる」領域に引き上げていこうとする、教職員の強い意志を感じました。教職員の「わかる」授業に生徒が信頼を寄せる、その積み重ねが、現在の、勉強も、部活動も、学校行事も頑張る、蕨高校の校風を築いているのではないかと思います。
また、本校は普通科のほかに外国語科を有しており、国際交流活動が盛んです。
まず外国語科ですが、近年の本格的なグローバル化の進展を受け、その重要性がますます高まっています。普通科との最も大きな違いは、「ディベート・ディスカッション」や「エッセイ・ライティング」などの外国語科特有の授業があることです。英語4技能の実力を実際に活用できるレベルにまで高める内容となっております。一方、この春の卒業生が国公立大学に現役で7名合格するなど、大学の合格実績も普通科に引けを取りません。本校の外国語科で学んだ卒業生が、一橋大学の大学院を経て、この春からキャリア官僚として活躍しているなど、うれしいニュースも届いています。
次に国際交流活動ですが、毎年7月にオーストラリアへの短期派遣研修を実施しております。今年も29名の生徒がホームステイしながら現地の学生と英語で交流しました。また、留学生については、今年は中国やオーストリア、ニュージーランドやベルギーから受け入れており、日常的に交流が行われております。
最後に、「次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる」観点からは、今年度は文部科学省の「DXハイスクール」の指定を受けており、DX人材の育成に努めております。今年は7月に進路指導の一環として、東北大学のキャンパスツアーに9名の生徒が参加しましたが、それに加えて、11月に早稲田大学と芝浦工業大学へ生徒による先進校視察に行くこととしております。また、DX教育に係る環境整備の一環として、アウトプットに必要な3Dプリンタも複数台、新たに購入しております。
本校普通科は2年生まで共通のカリキュラムとなっており、2年生まで文系・理系を問わず、数学をしっかり学びます。教科情報の授業の充実と併せ、未来のDX人材の育成に取り組んでまいります。
いかがでしょうか。「目指す学校像」に集約された、本校の特色につきまして、その概要を説明させていただきました。本日はこの後、教職員や生徒によるさらに詳しい説明が続きます。お手元の学校案内の表紙にございますように、本校は「Wの挑戦」、挑戦する蕨高生としてアグレッシブな高校3年間を過ごす決意を持った皆さんの入学を歓迎いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
社会人講演会 校長あいさつ
1年生の皆さんおはようございます。
火曜日のアントレプレナーシップ教育パネルディスカッションでは大変お疲れさまでした。3名の起業家のお話を聞いて、皆さんの進路選択の幅も大いに広がったのではないかと思います。また、皆さんの教室には、来月14日の県民の日に、早稲田大学と芝浦工業大学をそれぞれ訪問する「DXハイスクール大学見学会」の募集が掲示されています。一歩踏み出すチャンスです。多くの1年生の皆さんの応募をお待ちしています。
さて、本日の「社会人講演会」は、総合的な探究の時間の「職業研究」の一環として行われるものです。毎年、講師を、皆さんの先輩である、蕨高校の卒業生の方にお願いしています。本日はお忙しい中、本校33期の卒業生である、太田 真樹様にお越しいただきました。
本日は「人との出会いとチャレンジ~これまでのキャリアを振り返って~」と題してご講演をいただきます。
それでは太田様、よろしくお願いいたします。
アントレプレナーシップ教育プログラム パネルディスカッション 校長あいさつ
1年生の皆さんおはようございます。今日は、アントレプレナーシップ教育プログラムのパネルディスカッションということで、蕨市民会館まで集まっていただきました。
さて、「アントレプレナーシップ教育」と言えば、先月11日の水曜日に、ワークショップを体験していただきました。
ワークショップのベースになった「エフェクチュエーション」という考え方には5つの原則がありますが、ワークショップではそのうちの2つ、「手中の鳥」の原則と、「クレージーキルト」の原則について、実際に体験していただきました。
不確実性が高い時代にあっては、「手中の鳥」、まずは手持ちの手段に目を向け、「クレージーキルト」、あらゆるステークホルダーとパートナーシップを模索することが重要である、ということを、体験を通して理解してもらったのではないかと思います。
アントレプレナーシップ教育では、高い志や意欲を持つ自立した人間として、他者と協働しながら、新しい価値を創造する力など、これからの時代を生きていくために必要な力を育成することが求められています。
本日は、埼玉県教育委員会のお取り計らいで、実際にご活躍されていらっしゃる3名の起業家の皆さんをお迎えし、パネルディスカッションの形式で、起業家の実際について学ぶことができる、貴重な機会を提供していただきました。
本日のパネルディスカッションの主役は、あくまで1年生の皆さんです。先日のワークショップで体験したアントレプレナーシップについて、パネラーの方々の実際のお話を伺いながら、皆さん自身が理解を深める絶好の機会です。本日のパネルディスカッションの内容を我がものとした皆さんが行動を起こし、チャレンジ精神や創造性、探究心などの起業家精神を身に付けることを期待しています。
以上であいさつを終わります。本日はよろしくお願いします。
修学旅行のしおり 校長のことば
修学旅行では、独自の歴史文化、自然、平和教育など、学校生活では得難い新たな視点を学ぶことが重要です。今回の訪問先の沖縄は、東西1,000km、南北400kmもの広大な海域に、大小160余りの島々が点在しています。美しい自然とともに、太平洋戦争の惨状を今に伝える多くの戦績が残されています。ぜひとも、沖縄を五感で体験し、生きる力、未来を創造する力を育んでもらいたいと思います。
皆さんが学んでいる歴史総合の教科書では、150ページに「日本の敗北」として沖縄戦が取り上げられています。なぜこのような悲劇が生まれたのか、また、どうすれば防ぐことができたのか。現地を訪れることにより、皆さん一人ひとりが、こうした問いに対する皆さん自身の答えを見つけることができることを願っています。
前期終業式 校長講話
皆さんこんにちは。前期の終業式を迎えました。
少し前になりますが、先々週の球技大会は大変お疲れさまでした。男子のバレーボールの試合では、初めはお互いに遠慮がちだったチームが、ゲームが白熱するにつれて協力し合うようになり、徐々に互いの絆が深まっていく様子を見ることができました。よく「クラスの絆」「受験は団体戦」と言います。絆は自然に生まれるものとも言えますが、意図してつくることも大切だと感じました。球技大会は素晴らしい。改めて思いました。
さて、これも少し前の話になりますが、7月の模試が返却されたことと思います。皆さんが受けることになる大学入試では、当たり前のことですが、試験範囲があるわけではなく、初めて見る問題に限られた時間で取り組むということになります。「基礎力の定着」が重要であると言われるのはこのためです。皆さんは、現在の時点でどの程度、この「基礎力」が身に付いているのか。これを測るのが模試、ということになります。蕨高生である皆さんであれば、学年を問わず、まずは各科目とも所謂「全国偏差値60」を目安にするとよいと思います。超えていれば一安心ですが、万が一、超えていない科目があった場合、早急に対策を施すことが必要です。次の模試は11月にあります。課題を放置することなく、基礎力の定着に向け、対策に着手してください。
ところで、2年生の皆さんは、7月の模試について、国語の中でも、漢文の成績がよかったという話を聞きました。私もかなり以前に国語の教員をしていましたので、この漢文にちなみ、「塞翁が馬」という故事の話をしたいと思います。
「塞」はとりで、「翁」はお爺さんという意味です。国境のとりでの近くに住んでいたお爺さんの馬が逃げてしまいました。皆が慰めましたが、後に逃げた馬は立派な馬を連れて帰ってきました。また、お爺さんの息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。皆が慰めましたが、そのけがのおかげで、息子は戦争に行かずに済みました。
この話は、一見不幸に思えたことが幸運に繋がることを伝える故事とされています。
先日の蕨高祭では、多くの本校の卒業生が、校長室に遊びに来てくれました。「塞翁が馬」ほどドラマチックな人生ばかりというわけではもちろんありませんが、多かれ少なかれ、様々な体験を経て現在があるというお話を聞くことができました。
皆さんは、「自らの人生」という映画の主人公として、今を生きています。この映画はまだまだ先が長いです。ちょっとした成功や、ほろ苦い失敗など、これからも数多くの経験をすると思います。たった四十数年ですが、蕨高校の皆さんの先輩として言わせていただくと、成功も失敗も「すべての経験が人生の糧となる」というのは本当です。
「塞翁が馬」と同じ意味を表す故事成語に「禍福はあざなえる縄のごとし」ということばもあります。この世の幸福と不幸は表裏一体、何が不幸のもととなり、何が幸せをもたらすかはわからないという意味です。失敗の裏には成功が付いているものです。
特に3年生は、進路実現も佳境に入ります。まさに「人間万事塞翁が馬」です。心配はいりません。皆さんには、球技大会で培ったクラスの強い絆があります。明日から後期です。「団体戦」で乗り切っていきましょう。以上で校長講話を終わります。
陸上競技部関東大会出場壮行会 校長による激励
まずは、関東大会出場おめでとうございます。
先ほど紹介がありましたが、安見君と柴原さんは、令和6年度県民総合体育大会兼埼玉県高等学校陸上競技新人大会兼関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会県予選で、安見君は男子200m、柴原さんは女子走高跳でそれぞれ入賞となり、来月19日から栃木県で開催される関東大会に出場するということです。陸上競技部としての関東大会出場は、3年連続ということになります。
日ごろの練習の成果が実を結び、勝ち取った関東大会への出場です。陸上競技部は、これまでも多くの卒業生が素晴らしい実績を残している歴史と伝統を誇る部活動です。関東大会でも、これまで培ってきた実力を遺憾なく発揮してもらいたいと思います。
頑張ってください。応援しています。
『蕨高たより』第164号 蕨高生に伝えたいこと
弁護士を目指すも私大4校全敗で浪人。法学部に合格できず教育学部に入学。マスコミ就職を目指すも全敗。併願していた流通で内定を得るも、11月にに教員採用試験名簿登載。流通の内定を断って教職に決めるが、卒業直前の3月、夏全滅したマスコミから二次募集の誘いを受け、面接を経て内定。蕨高校の恩師に相談。「お前が教壇に立てば多くの子どもたちが救われる」と背中を押され教職を選択。結果、天職を得る。
ある蕨高卒業生のリアルである。
天職に「気付く」にはそれ相応の時間がかかる。自分の成長を待たないと、真実に気付くことはできないこともある。
進路はどこに決まっても正解。本当の勝負はそこからだ。
萌えいずるものみな強し。ワラビのよいところはその生命力の強さである。どこに行っても楽しく生きる術を身に付けてもらいたい。
第26回校内スピーチコンテスト 校長あいさつ
Hello everyone.
I will greet you in English.
I am not good at English, so I respect all of you who can communicate freely in English.
All of you competing in the recitation category will be tested not only on your English pronunciation, but also on your ability to express yourself with gestures and movements.
I look forward to your passionate performances.
All of you competing in the speech category will be able to move on to the prefectural tournament if you win.
The most important thing is to clearly deliver your opinions.
Do your best, and always make sure to make it easy for the audience to understand.
I wish you success. Thank you.
みなさんこんにちは。
英語で挨拶します。
私は英語が得意ではないので、英語で自由にコミュニケーションできるみなさんを尊敬しています。
朗読部門に出場するみなさんは、英語の発音だけでなく、身振りや動作で表現する能力も試されます。
みなさんの熱のこもったパフォーマンスを楽しみにしています。
スピーチ部門に出場するみなさんは、優勝すれば県大会に進むことができます。
一番大切なことは、自分の意見をはっきりと伝えることです。
ベストを尽くし、常に聴衆が理解しやすいように心がけてください。
成功をお祈りしています。ありがとうございました。
令和6年度起業家教育 「埼玉県教育局アントレプレナーシップ教育プログラム」(ワークショップ編) 会場校あいさつ
皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日は大変暑い中、蕨高校までお運びくださいましてありがとうございます。
さて、本日はアントレプレナーシップ教育、いわゆる起業家教育がテーマでございます。私も、今年の2月に早稲田大学で行われたワークショップに参加して、一足お先に体験させていただきました。
起業家教育と言いますと、例えば「デザイン思考」などが有名ですが、本日のワークショップのもとになるのは、「エフェクチュエーション」と呼ばれる考え方です。詳しい説明はこの後、早稲田大学の島岡先生からあると思いますのでここでは割愛しますが、私はこの「エフェクチュエーション」という考え方について、次の二つの点が特徴的ではないかと考えています。
一つ目は、「不確実性への対処」を前提とした考え方、という点です。変化の激しい現代においては、未来の正確な予測は難しい、では、起業、新たに事業を起こすにはどうすればよいか、ということが、そもそも前提となっています。
二つ目は、エフェクチュエーションは「後天的に取得可能な考え方」という点です。「起業家」と聞くと、アップルの故スティーブ・ジョブズ氏やソフトバンクの孫正義氏、ファーストリテイリングの柳井正氏など、一握りの天才の話、と片付けてしまいがちですが、このエフェクチュエーションは、アメリカで成功した起業家に共通する思考様式を、5つの原則にまとめています。これらの原則は、後天的に学ぶことが可能ということで、誰もが優れた起業家になるチャンスを得ることができるということです。
私のあいさつはここまでということで、後は島岡先生の講義に耳を傾け、実際に授業を受けた本校の生徒たちがどんな反応を見せるのか、私も皆様と一緒に見届けたいと存じます。
それでは、本日はよろしくお願いいたします。
第68回蕨高祭 閉祭式 校長あいさつ
皆さん、蕨高祭お疲れ様でした。
まずは、長い期間をかけて準備いただき、直前の台風10号の接近に伴う各種の変更にも柔軟に対応して第68回蕨高祭を成功に導いてくれた、文化祭実行委員会の皆さん、ありがとうございました。
受付についても雨天を想定し、直前の変更となりましたが、おもてなしの心のこもった生徒の皆さんや教職員の皆さんのご対応は、とても気持ちのよいものであったのではないかと思います。
昨年に引き続き、蕨高祭グッズの販売も行われました。皆さんの多くは大学のオープンキャンパスで経験済と思いますが、せっかく訪れた文化祭の記念になるものを買い求めたいという、来場者のニーズを上手に捉えた試みであったのではないかと思います。
中庭ステージの発表は、直前に体育館に変更となりましたが、参加団体の皆さんのコンテンツのクオリティ、また放送委員会の皆さんの御尽力もあり、大いに盛り上がりました。
そもそも文化祭の主役は文化部ですが、今年もクオリティの高い発表や展示が多く見られました。また、来場した皆さまを楽しませる各ホームルームの取組も、賑やかな装飾以上に、企画の内容に工夫が凝らされたものが多く見られたと思います。
この後、蕨高大賞や新設された校長賞の発表もあるとのことです。どの団体も十分資格があるのではないかと思います。楽しみにお待ちいただきたいと思います。
また、今年も学食に2日間、営業していただきました。もちろんプロですので、当然と言えば当然ですが、天候等をにらんで提供する食事の数を調節して、極力、品切れ等を出さない工夫をされていたようです。特に、食品を扱う団体については、来年度の第69回に向け、大いに学ぶべき点があったのではないかと思います。
皆さんもご存じのとおり、蕨高祭は毎年改善を加え、年々よくなっていくという伝統があります。来年の中心は1年生、68期生だと思いますが、今日からスタートです。よりよい蕨高祭の開催に向け、知恵を絞って大いに工夫していただきたいと思います。
最後に、不安定な天候の中、様々な業務や、毎日遅くまで残られて生徒の指導にご尽力くださいました先生方、ご協力を賜りました保護者の皆様、同窓会の皆様、学食の皆様、清掃や蛍光灯の交換など迅速にご対応いただいた業務の皆さん、そして開催を温かく見守ってくださいました地域の皆様にも、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
この後はバルーン・リリース、後夜祭と続きます。最後までしっかりとやり遂げていきましょう。以上で校長あいさつを終わります。
第68回蕨高祭パンフレット 校長あいさつ
第68回蕨高祭にお越しくださいましてありがとうございます。
2年生、本校67期生を中心とする今年の文化祭実行委員会が考えたテーマは、なかなか意味深長です。
装飾を中心とした蕨高祭全体の統一テーマは「サーカス」。各クラスをはじめ、文化祭に参加する団体は、この「サーカス」というテーマのもと、デザインを考えています。
一方、ポスターやパンフレットにあるように、第68回蕨高祭のキャッチフレーズは、「NOW OR NEVER‼~風船が飛ぶ前に~」です。本日ご来校の皆さんも、本校のテーマの意味するところについて、一緒に考えていただければ幸いです。
ところで、文化祭実行委員会室がある本校の「生徒会室・部室棟」は、昨年耐震補強工事が行われました。外壁の一部こそ新しく塗装され、明るくなりましたが、そこは伝統校である本校、室内の歴史の重みはしっかりと引き継がれています。
工事竣工後、初めての文化祭実行委員会が中心となって盛り上げる第68回蕨高祭が、いよいよ始まります。皆様にお考えいただいているテーマについても、タイムリミットは「風船が飛ぶ前に」です。存分に蕨高祭を楽しんでいただければ幸いです。
第68回蕨高祭 開祭式 校長あいさつ
いよいよ、第68回蕨高祭が始まります。昨日まで、雨の中、準備を大変ありがとうございました。今、私のスマートフォンの中の天気予報を確認しましたが、今のところ、22時まで降雨はないということです。皆さんの日ごろの行いが功を奏し、奇跡が起きているようです。
ところで、2年前のことですが、本校で行っている35歳の合同クラス会という同窓会の行事があります。そこで、同窓生の方から、「校長先生、校長先生は今でも、蕨高祭の開祭式で、エールを切っているのですか」と質問がありました。「エールって何ですか」と尋ねたところ、「私たちのころは、必ず校長先生は、蕨高祭の開祭式で「フレフレわらび」ということで、エールを切っていましたが、先生もやっているのですか」とのことでしたので、「コロナ禍もあったのでやっていません」と答えました。コロナ禍も落ち着いてきたことと、ちょっと調べてみました。すると、実際に行っていた節があることがわかりましたので、今日はここで、再現してみたいと思います。
起立をお願いします。
私の方で、「フレー、フレー、わらび、それー、はい」と発声しますので、皆さんは「フレ、フレ、わらび、フレ、フレ、わらび」と2回繰り返します。ここで動きが入ります。練習します。まず右手を高く上げてください。ここから「フレ、フレ、わらび」です。もう一度いきます。右手を高く、右腰、左腰、右腰、高く、です。皆さんがありったけの声を上げて、恥ずかしさを忘れて「フレ、フレ、わらび」と唱和をお願いします。今日は時間もないので、「フレ、フレ、わらび」に続いて、「フレ、フレ、蕨高祭」もやります。一発勝負ですから、皆さんのご協力をお願いします。
それでは行きましょう。右手を高く。
「フレー、フレー、わらび、それー、はい」(生徒)「フレ、フレ、わらび、フレ、フレ、わらび」
「フレー、フレー、蕨高祭、それー、はい」(生徒)「フレ、フレ、蕨高祭、フレ、フレ、蕨高祭」
ありがとうございました。
第1回学校説明会 校長あいさつ
皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中、本校の第1回学校説明会にご参加くださいましてありがとうございます。
本日は中学3年生の皆様と、保護者の皆様が多く参加されていることと思います。中学3年生の皆様は、本校に入学されますと、令和7年度の新入生、本校の69期生ということになります。本校は昭和32年の開校以来、今年で68年目となりますが、実は、創立70周年を令和9年度に予定しております。つまり、今この会場でお話を聞いていただいている皆様が高校3年生のとき、本校は創立70周年を迎えるということになります。保護者の皆様も含めまして、予めお知らせさせていただきたいと思います。
また、今私が着ている紺のポロシャツでございますが、今年の夏から試行として、生徒が着用しているものでございます。今年2月の学校評価懇話会における「女子の夏服のベストの着用は暑いのではないか」という生徒の思いやりのある意見が発端となり、生徒会や生徒指導部の教職員の検討を経て、試行として始めました。現在の蕨高校は、生徒の意見も取り入れてどんどんよくなっているということで、私も着用して、紹介させていただきました。
本日はこの後、各担当や生徒から、本校の教育内容の詳しい説明がございますので、私からは、本校の特徴について、簡潔に説明させていただきます。
はじめに、本校の「目指す学校像」についてでございます。学校案内3ページをご覧ください。本校の目指す学校像は「生徒の進路希望を実現する文武両道の進学校~グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる~」でございます。
「生徒の進路希望の実現」を掲げておりますので、令和6年度大学入試の合格実績について確認させていただきたいと思います。恐れ入りますが、学校案内の11ページをご覧いただきたいと思います。
国公立大学合格102名、うち現役合格は93名となっております。難関国公立大学の合格件数を挙げさせていただいておりますが、こちらは現役・浪人合わせた数となっております。浪人生も頑張りまして、京都大学に2名合格しております。私立大学では、いわゆる早慶上理が67名、GMARCHが348名となっておりますが、こちらは現役のみの件数となっております。現役進学率は92.5%でございます。現在の3年生も、すべての生徒が現役合格を目指しております。
こうした合格実績は、得てして独り歩きしがちなものですが、私たちはこうした数値を、総合的な学校教育力の成果と捉えております。次に、本校の取組について説明させていただきます。
恐れ入りますが、今ご覧になっているページの左側、10ページ下の「卒業生の声」をご覧いただきたいと思います。東北大学や北海道大学をはじめ、いわゆる難関大学に現役で合格した生徒の声が掲載されておりますが、異口同音に「勉強、部活動、学校行事のすべてに全力で打ち込むことのできる環境」について触れています。目指す学校像にある通り、本校は「生徒の進路希望の実現」に「文武両道」というスタイルで取り組むことを大きな特徴としております。先ほどご覧いただいた93名の国公立大学現役合格者の8割以上は引退するまで部活動を継続しており、部活動をやり切った生徒が合格するという手ごたえも感じております。
学校案内は3ページにお戻り願います。続いて「グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる」についてでございます。この部分は「目指す学校像」に含まれておりますが、学校としてどのような人材を育てようとしているかという、言わば「目指す生徒像」に相当する部分でございます。
本校は外国語科を併設していることもあり、普通科も含め、英語の授業が充実しております。一例をあげますと、本校では毎年4月にGTECのアセスメント版を実施して、生徒の英語力の定点観測を行っておりますが、現在の3年生は、入学時に11名だった英検2級相当の生徒数が、この4月には学年の半数を超えており、英検準1級相当の英語力を持つ生徒も複数名おります。本校での2年間の学びで、多くの生徒が総合的な英語力を高めていることになります。
また、国際交流活動も盛んです。こちらは学校案内7ページになります。本校独自のオーストラリア短期派遣研修に、7月から8月にかけ、29名の生徒が参加しました。来年の1月には、シンガポールで行われる県主催のグローバルリーダー育成プログラムに3名の生徒が参加します。フランス語圏の大使館による出前授業や、日中高校生オンライン交流のほか、今年度は中国やオーストリアから留学生を受け入れており、交流を通じて自然と「グローバルな視点」が身につく環境を整えております。
「次世代のリーダー」を育成する観点からは、苗場プリンスホテルに宿泊して平標山に登る林間学校や強歩大会のほか、今年度は国の「DXハイスクール」指定による未来のDX人材育成や、教育委員会と連携したアントレプレナーシップ教育、所謂起業家教育に取り組んでおります。
さらに、こうした「目指す学校像」を学年目標に落とし込んだ「蕨高ビジョン」を策定し、組織的な教育活動を展開しております。合言葉は「Wの挑戦」です。中高一貫校では6年間で準備する大学進学を、本校では3年間で実現しなければなりません。文武両道の3年間は確かにハードですが、「Wの挑戦」に共鳴した新入生が本校に入学し、高校3年間で文武両道の「蕨高生」としてのスタイルを身につけ、自らの進路希望、生徒によっては当初の希望をはるかに超える難関大学への進学を実現しています。
最後にカリキュラムについて紹介します。学校案内は3ページです。まず普通科ですが、リベラルアーツ、教養教育の観点から、2年生まで文理分けのない共通の教育課程となっております。このことにより、例えば文系の生徒も2年間数学をしっかり勉強します。DX人材への道が開かれるとともに、国公立大学への進学など、進路選択の幅を広げることができます。外国語科は、第二外国語のほか英語の授業時間数が多くなっており、ディベート・ディスカッション、エッセイライティングなど、少人数によるALTとの濃密なコミュニケーションを通じて英語4技能を高める指導を行っております。
以上、本校の特徴の一部を紹介させていただきました。この後の説明もお聞きいただき、本校の受験をご検討いただければ幸いです。「Wの挑戦」にご賛同いただける多くの皆様をお待ちしております。本日はよろしくお願いいたします。
同窓会誌『紫霞56号』巻頭挨拶文
令和5年度も多くの同窓会員の皆様の御協力をいただき、教育活動を充実したものとすることができました。厚く御礼申し上げます。
6月の「卒業生との懇談会」では、62期を中心に約50名が2年生を対象に大学での専攻等について話してくれました。10月の「社会人講演会」では1年生を対象に、32期の高山範理氏に「学び続ける楽しさ:知識の探求と社会貢献」と題してご講演いただきました。3月の「蕨高セミナー」では、57期外国語科卒業の田中梨奈氏に、NGO「ジャパン・ユース・プラットフォーム」における活動を踏まえ、国際問題に関心をもって若者が行動を起こすことの意義等についてお話しいただきました。同じ3月の「受験速報会」では、卒業したばかりの65期が、66期に受験の体験を直接話してくれました。
生徒にとって皆様は「未来の自分」そのものであり、皆様が発することばに多くの生徒が熱心に耳を傾けております。今後とも、生徒の高い志を育む教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願いします。
令和6年の蕨高祭は8月31日、9月1日の土日に行われます。多くの皆様の御来場をお待ちしております。一般公開はありませんでしたが、昨年の後夜祭では生徒の発案により、本格的な打ち上げ花火が上がりました。生徒は今年も新たな企画を考えているようです。引き続き、蕨高生の活躍にご期待いただき、変わらぬご支援を賜りますようお願いします。
林間学校しおり 校長のことば
1年生の皆さんがふだんまぶしく見上げている憧れの3年生。この3年生は、令和元年に実施して以来、コロナ禍によって中止を余儀なくされてきた本校の伝統行事である「臨海学校」を、新たに「林間学校」の形をとって復活させた、記念すべき「第1回林間学校」を実施した学年です。
令和4年7月の第1回林間学校。校長の私も参加しました。
山の天気は変わりやすいもの。尾根伝いに快晴に恵まれた班もあれば、途中の降雨により足元が覚束ない中、勇気をもってリタイヤを宣言するケースも見られました。本部で各地から入るトランシーバの報告を聞きながら、過酷な行程を想像していましたが、登山を終えて帰ってきた現在の3年生の明るい表情は忘れることができません。
集団宿泊行事の効果は計り知れません。林間学校を終えてスイッチの入った66期生の快進撃は、皆さんもご存じのとおりです。
さあ68期生。いよいよ皆さんの番です。天候ばかりはわかりません。最悪を想定しましょう。どんなことがあっても、仲間と助け合って無事帰還できるよう、しっかり準備を整えてください。準備して、し過ぎることはありません。
それでは、皆さんの第3回林間学校に出掛けましょう!
蕨高新聞第164号 大学進学の先を見据えよう
田中愛治早稲田大学総長の話を聞く機会があった。
全国の都道府県を回っているが、どこも地域の課題を解決する人材を必要としており、地元の大学で育てようとしている。それもよいが、本当の意味で地域の課題を解決する人材を望むのであれば、ぜひ早稲田に預けてほしい。早稲田なら、全国はもとより、世界中から集まる学生と切磋琢磨する4年間があり、在学中に海外留学することも可能。早稲田でしっかり力を付けて地元に戻すことで、地域の課題解決に貢献する人材を育成することができる。ぜひ新設した総合型選抜「地域探究・貢献入試」に挑戦してほしい。
この話のポイントは、大学が高校生に対して、大学卒業後に「地域に貢献する」という明確なビジョンを確立することを求めているということである。
「地域に貢献」はさておき、自らの大学卒業後のビジョンについて、これまでの経験を踏まえ、自分のことばで説明することは、総合型選抜へのエントリーの有無に限らず、すべての蕨高生にとって必要なことではないかと思う。大学進学の先を見据えた、皆さんオリジナルのビジョン、ストーリーを聞かせてもらいたい。
7月全校集会 校長講話
皆さんこんにちは。7月の全校集会を迎えました。4月以降、多くの部活動の公演や大会の応援に行かせていただきました。皆さんの活躍を見て、改めて「高校生のときでなければできない」活動は確かにあると思いました。明日から夏休みですが、高校生の「今」しかできないことについては、悔いが残らないよう、やりきる夏休みにしてもらいたいと思います。
さて、「今しかできないこと」と言えば、夏休みだからこそ挑戦できることも多くあります。例えば、大学のオープンキャンパス。多くの皆さんがすでに計画していることと思います。今年は初めての試みで、東北大学のオープンキャンパスに、蕨高校としてツアーを組んで出かけます。多くの収穫があることを願っています。
皆さんも承知していることとは思いますが、多くの大学が学校推薦型選抜や総合型選抜で募集人員を拡大しています。特に総合型選抜は、比較的エントリーしやすい半面、「前向きに取り組む姿勢」や「卒業後の展望」をより重視すると言われています。一例として、『蕨高新聞』にも書いた内容ですが、早稲田大学が新たに始める総合型選抜では、受験生に「大学卒業後に地域に貢献する」という明確なビジョンを確立することを求めています。日ごろから皆さんが関心を持つテーマについて理解を深め、主体的・対話的に学びを深めておくことが重要です。夏休みは主体的に行動を起こす絶好の機会です。
一つ例を挙げると、現在、進路指導室の前に「LCOY 2024 参加者募集中」と書かれたチラシが掲示されています。教室のQRコードからチラシの内容を確認できますので、各自で試してみてください。北海道大学のホームページで周知されているものになります。「LCOY」とは、気候変動問題に焦点を当てた、子どもと若者のための会議です。このイベントは国連気候変動枠組条約の公式ユース組織「ユンゴ」の下で開催されるもので、8月11日(日)に東京大学駒場キャンパスで行われます。気候変動、生物多様性、自然に興味のある小学生から大学院生までが対象で、参加は無料、24日まで募集しているということです。こうしたイベントに参加することで、ネットワークが広がるとともに、今後深めていく学びのヒントを得ることが期待できます。興味のある方は参考にしてください。一歩踏み出す、行動することが重要です。「挑戦する蕨高生」に大いに期待したいと思います。
最後にGTECの話をします。皆さんは4月にGTECを受験しています。私は高校時代、英語で苦労した経験があるので、例えば3年生4月の段階で、英検2級に相当するセファールのB1の英語力があったらどんなにいいだろう、と、常々思っていました。
今年の結果によると、現在の3年生は、実に半数以上がセファールのB1以上の実力を有していることがわかりました。入学当初のGTECでは、B1は11名でしたから、多くの生徒が、蕨高校の2年間の学びで英語力を高めてきたということになります。本校のGTECはアセスメント版ですから、そのまま大学の出願には使えませんが、実力は「お墨付き」ですので、積極的に検定試験を受けて、資格を取得してほしいと思います。
なお、1年生は入学したばかりの4月の段階で、すでに79名がセファールのB1相当の英語力を有しています。3年生が証明しているように、本校でしっかり勉強すれば、まだまだ英語力は伸びていきます。英検2級の次は準1級です。目標を掲げて頑張ってもらいたいと思います。
長くなりました。健康に気を付けて、8月28日、元気な顔を見せてください。以上で校長講話を終わります。
芸術鑑賞会 校長あいさつ
皆さんこんにちは。
午前中は保健講話お疲れさまでした。また、保健委員の皆さんは、運営にご協力いただきありがとうございました。
改めてこうして壇上から皆さんを眺めてみると、だいたい6:4でしょうか。6割が従来の制服、4割がポロシャツを着用しているのではないかと思います。
このポロシャツ導入の経緯については、皆さんもご存じのことと思いますが、遡ること今年の2月、学校評価懇話会という会議があり、その中で、委員の方から、本校の夏の制服、何とかならないか、また、ポロシャツの導入などどうなのだろうとご意見をいただきました。いただいたご意見をもとに、生徒会の皆さん、また生徒指導の先生方など、関連する方々がたくさん議論を重ねて、その結果、今年から試行ということになりました。
蕨高校は、以前から議論すること、また、話し合いで物事を決めるということを、とても大事にしてきたところがあります。
本日これから鑑賞する演劇は、お手元の資料にあるように「12人の怒れる男たち」です。改めて、議論すること、また、話し合いで物事を決めることの大切さを考えていただければと思います。
それでは、楽しく鑑賞しましょう。以上で校長あいさつを終わります。
未来を拓く「学び」プロジェクト公開授業事前協議 会場校あいさつ
おはようございます。会場校である、蕨高校校長の山本でございます。本日はお忙しい中、蕨高校までご来校くださいましてありがとうございます。
本校は今年で創立68年目を迎える男女共学の県立高校でございます。普通科のほか、今年で30周年を迎える外国語科を設置しております。
さて、本日は「未来を拓く『学び』プロジェクト」の公開授業ということですので、大きくは「授業改善」がテーマなのではないかと思います。本日ご参加の皆様も、ご自身の授業の改善に向けて、協調学習を通じた主体的・対話的で深い学びの実現など、大きな関心を持たれているということが、共通項となっていることと思います。
「働き方改革」の推進が大きく叫ばれている現状にあっても、この「授業改善」という、教員の業務の中核ともいうべき仕事には、「終わりがない」という側面がございます。よりよい授業の追究に終わりはない。どんなに時間をかけて準備したとしても、自ら満足できる授業にはなかなか出会えない、という点も、ご理解いただけるのではないかと思います。
こうした中にあって、本校の授業改善の取組を、3点紹介いたします。
1点目は、「学び合い週間」の設置です。年2回、教職員が、相互の授業を自由に見学し、感想をフィードバックする機会を設けております。このほか、「管理職による授業見学」も実施しており、自らの授業の感想を得る機会を複数設けております。
2点目は、「生徒による授業評価」の実施です。こちらも年2回、それぞれの授業の中で、ICTを用いて生徒が授業を評価します。評価結果を踏まえた授業改善が進むよう配慮しています。
3点目は、「模試分析」の実施です。本校では各学年で模試を実施していますが、模試の結果を分析し、教職員間で共有しています。模試分析により、生徒の学力の現状を定点観測することが可能となり、各教科で共有し、授業改善につなげています。
本日ご参加の皆様の学校におかれましても、それぞれの学校の「仕組み」に落とし込んだ授業改善の取組をお持ちなのではないかと思います。本日の公開授業をきっかけとし、事後協議なども通じて、各校の優れたお取組の共通理解が深まることを祈念いたしまして、会場校の挨拶とさせていただきます。
それでは、本日はよろしくお願いいたします。
第2回PTA・後援会合同役員会 校長あいさつ
皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中、第2回PTA・後援会合同役員会にご出席を賜りありがとうございます。
5月25日の総会以降、およそ一か月が経過しましたが、学校にとりましてはかなり充実した、内容の濃い一か月でございました。近況報告ということで、簡単に振り返ってみたいと思います。
まずは、PTA・後援会関係でございます。6月1日に川口地区高等学校PTA連絡協議会が、6月10日に県高P連の総会がそれぞれ行われ、成川PTA会長をはじめとする役員の皆様の御出席を賜り、行ってまいりました。
次に、学校関係でございます。5月27日から前期教育実習ということで、本校62期の卒業生を中心に教育実習生が授業を行いました。生徒にとっても憧れの先輩ということで、大いに刺激を受けたのではないかと思います。5月30日には運動会が行われました。天候をにらんで日程を調整したところ、当日は晴天に恵まれ、充実した運動会を行うことができました。6月10日からは三者面談ということで、皆さまにもお忙しい中御来校いただきありがとうございました。
次に、学校行事をいくつかご紹介いたします。6月4日に第1回蕨高セミナーが行われました。「蕨高セミナー」とは、各界の第一線で活躍する著名人などを講師に迎え、講演やフィールドワークを行う本校独自の取組ですが、第1回は「デザイン」をテーマとして、東京オリンピックの総合演出に尽力された武蔵野美術大学の沢田耕一教授を講師にお招きして実施しました。翌日の6月5日には、外国語科の第二外国語・フランス語選択の生徒を対象に、コートジボワール大使館員による出前授業が行われました。生徒は果敢にフランス語で質問していました。6月11日には「留学生との交流会」が開かれ、現在本校に留学している、中国・オーストリアからの留学生を囲んで、プレゼンテーションによる母国の紹介や、留学生が企画したゲームなどを通じて交流を深めました。
次に、進路行事です。6月13日に「看護・医療系セミナー」が開催され、興味関心を持つ生徒が熱心に参加しました。また本日午前中には、約50名の本校卒業の大学生による「卒業生との懇談会」が行われました。自らのロールモデルとなる先輩の話を、2年生が熱心にメモを取りながら聞いていました。午後には3年生を対象とした「国公立大学セミナー」が行われ、パネルディスカッションの形式で、国公立大学に通う先輩の話を熱心に聞いていました。
その他、6月2日には本校の同窓会総会と、33期ホームカミングデーが行われました。本校同窓会では、50歳を目途に「ホームカミングデー」と称して、卒業生に集まってもらっています。私も9年前に呼んでいただきました。6月8日には「教育活動説明会」として、本校では恐らく初めてではないかと思われますが、学習塾を対象とした説明会を行いました。
以上近況でございました。PTA・後援会の皆様と学校とは「車の両輪」でございます。連携を密に、子どもたちのため、ともに尽力してまいりたいと存じます。本日はよろしくお願いいたします。