校長室より

校長室より

第2回学校評議員会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。本日はお忙しい中、本校の第2回学校評議員会にご出席くださいましてありがとうございます。

 コロナ禍でございますが、報道によりますと、ようやく第5類への移行が見えてきたところかと存じますが、肌感覚で申しますと、生徒の感染も続いており、まだまだ油断できないというのが本当のところでございます。

 ウイズコロナに翻弄された今年度でございますが、そうした中にあっても、運動会や強歩大会などの体育的行事をはじめ、林間学校や修学旅行などの泊を伴う行事、そして蕨高祭など、一定の制約はありつつも、様々な学校行事を実施してまいりました。2年間中止を余儀なくされた臨海学校も、趣旨を受け継ぐ形で林間学校として実施しました。学年の教員からは、学校行事による生徒の成長ぶりが実感できるなどの声を聞いております。

 また、外国語科を設置する本校の大きな特色として国際交流事業の充実がございますが、今年度も残念ながら渡航による交流こそ叶いませんでしたが、オーストリア、タイ、フランスからと、3名の留学生を迎えることができました。母国語の他に、当たり前のように英語を話す留学生が身近にいるということで、大きな影響を受けた生徒も多かったようです。その一方、ハイチの大使館員によるフランス語の授業や、中国やインドネシアとのオンラインによる交流など、様々な形で国際交流を深めることができました。

 さらに今年度は、高等学校の新学習指導要領本格実施の初年度でございました。私も本校のすべての教員の授業を見ましたが、プロジェクターなどのICT機器を活用し、生徒同士の話し合い活動を重視するなど、よりよい授業を目指して日々工夫を重ねている様子が見られました。

 それではこの後教頭より、お手元の学校自己評価システムシートを基に、1年間の本校の学校運営の概要について説明させていただきます。是非とも、忌憚のないご意見、ご助言を賜りますようお願い申し上げます。

第4回学校説明会 校長あいさつ

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日はお忙しい中、本校の第4回学校説明会にお集まりいただきありがとうございます。

 恐れ入りますが、お手元の『令和5年度 学校案内』の3ページをご覧いただきたいと存じます。私からは、本校の「理念」について説明させていただきます。

 蕨高校の目指す学校像は「生徒の進路希望を実現する文武両道の進学校~グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる」でございます。

 次の「蕨高ビジョン」は、この「目指す学校像」をどのように実現していくか、そのプロセスを、各学年の目標に落とし込んだものでございます。

 「Wの挑戦」という合言葉が出てまいりますが、「W」に込めた思いは二つございます。一つは、夢の実現に向けて挑む蕨高生、「Warabi」の頭文字をとって「W」です。もう一つは、蕨高生は「二つのこと」に挑むという意味での「ダブル」です。「二つのこと」とは、「困難に負けない強い精神力を身につける」ということと、「困難を切り抜ける柔軟な発想や思考力を身につける」ということを意味しています。本校を目指す皆さんには、このような本校の理念についてご理解いただくとともに、ぜひとも、学習、学校行事、部活動に全力で取り組む「文武両道」の気持ちを持っていただきたいと思います。

 さて、現代は予測困難な時代と言われています。次々と降りかかってくる新たな課題の解決に、正解があるわけではありません。これからの時代に必要となってくるのは、自らが得た知識や情報を組み合わせて、他者と協働しながら、まだ誰も見たことがないような解決策を自ら生み出していく力であると考えます。

 本校の教育課程は、2年生まで共通のカリキュラムとなっています。文系の科目も理系の科目もしっかり学び、自らの知識の引き出しを増やすとともに、大学で専攻する学問を見極める目を養っていただきます。また、将来、課題の解決に向けチームで協働する仲間は、様々な国にルーツを持つことが想定されます。本校は外国語科を設置していることもあり、このコロナ禍にあっても、今年度はオーストリア、タイ、フランスからと、3名の留学生を受け入れました。3名とも英語が堪能でした。彼らは母国語、英語に加え、日本語を学びたいという強い意欲を持っていました。どこの国の出身であっても、英語ができることで、国境を越えてコミュニケーションを深めることができます。世界の高校生は当たり前のように英語を話します。こんな一次体験を居ながらにしてできるのも本校の強みです。「グローバルな視点」を持つ次世代のリーダーを育てる環境を整えております。

 さらに、解決策を自ら生み出していくためには、「自分で考えて行動する」姿勢が重要です。3年間という短い期間で進路実現の成果を挙げるためには、自らを律するマネジメント能力を高める必要があります。「文武両道」を掲げる本校では、部活動や学校行事に取り組む中で「自分で考えて行動する」姿勢が育まれています。また、令和5年度入学生の皆さんには、一人一台のタブレット端末として、Windows端末である「Surface Go 3」を購入していただきます。予めご了承くださいますようお願いします。

 それではこの後、学校概要や進路指導、外国語科、選抜関係について説明させていただきます。是非とも本校を第一志望としてご検討くださいますようお願いいたします。

12月全校集会 校長講話

 皆さんこんにちは。明日から冬季休業に入ります。休業が明けると、3年生は大学入学共通テストをはじめ、本格的な受験シーズンを迎えます。まずは3年生に向け、激励の気持ちを込めて3点お話をします。

 1点目は「試験当日に受験できていることが重要」ということです。コロナとインフル。ダブルの流行が懸念されています。まずは健康管理です。最初の目標は、試験当日に、健康でしっかり出席できていることです。睡眠時間の確保は何より重要です。おすすめは朝型の生活です。7時間の睡眠時間を確保して午前5時に起床するためには、22時には就寝することが必要です。家族とは異なる生活スタイルになることも多いと思いますが、しっかりと睡眠時間を確保してください。そして、可能な限り、学校で勉強してください。学校には、志を同じくする仲間と、皆さんを応援している教職員がいます。『進路のしおり』の受験体験記では、難関大学に合格した卒業生の多くが、最後まで学校で勉強したと書いています。

 2点目は併願校における「垂直」と「水平」についてです。これは、皆さんの先輩にあたる私の経験も踏まえ、お話しします。法学部への進学を目指し、難関校から安全校まで垂直に併願校を検討しました。しかし、ここからブレが始まり、早稲田大学や明治大学など、特定の大学の異なる学部を複数受験しました。結果として、教育学部に進学することになりました。こういうこともありますので、垂直・水平双方の目配りが大切なのではないかと思います。例えば、「心理学を勉強したい」という場合、早稲田大学であれば、文化構想学部、文学部、教育学部、人間科学部と、実に4つの学部が候補となります。情報をしっかり集めて検討をお願いします。

 3点目は「現役生は最後まで伸びるは本当だ」ということです。これも皆さんの先輩として、経験を踏まえてお話しします。私の場合は浪人後のケースですが、情けないことに、11月の模試が終わっても、苦手の英語の偏差値が50を超えることがなく、志望校の変更も検討せざるを得ない状況でした。12月、1月は新しい内容に手を出すことを控え、専ら1年間に受けた模試の復習を行いました。一度やっているのでできて当たり前なのですが、4月5月にできなかった問題ができるようになっていることで、自分の成長を実感することができました。最も大きかったのは、一つの試験で合格圏の7割を取るという疑似体験ができたことでした。2月の本番でも解きながら、「おかしい。こんなはずはない。今年はとんでもなく問題が易しいに違いない」などと感じ、多くの学部に合格することができました。このように、12月から学力は飛躍的に伸びます。安易に目標を下げることなく、国公立大学の後期日程まで駆け抜けて欲しいと思います。

 最後に1、2年生です。何といっても受験は英語です。そして英語には検定がありますから、1、2年生のうちから前倒しで実力を蓄えることができます。本校では、毎年4月にGTECを受験しています。セファールのB1は英検2級相当、B2は英検準1級相当です。1年生は入学当初に受けたGTECで、すでに11名がB1、英検2級相当の実力を持っています。この1年間の授業により、皆さんの英語力は飛躍的に高まっています。ぜひ、今からしっかり準備して、4月のGTECでは、多くの皆さんにセファールのB1、B2に到達していただきたいと思います。

 頑張りましょう。以上で校長講話を終わります。

12月全校集会 壮行会 校長より激励

 バトン部の皆さんは、来年1月に東京都武蔵の森スポーツプラザで行われる第14回全国高等学校ダンスドリル冬季大会(Dance Drill Winter Cup 2023)SONG/POM部門Large編成に出場されるということです。

 まずは、全国大会への出場おめでとうございます。

 バトン部は、11月に東京で行われた全日本チアダンス選手権決勝大会以来、今シーズン2度目の全国大会出場ということです。Large編成ということで多くの選手の皆さんが出場されると思います。正確なアームポジションなど、一人ひとりの技術もさることながら、全員で心を合わせた演技が求められるのではないかと思います。それだけに、どの選手にもやりがいのある競技なのではないかと思います。日ごろの練習の成果をいかんなく発揮していただき、全国大会でもぜひ頑張ってください。応援しています。

31期ホームカミングデー 来賓ウエルカム祝辞(校長)

 皆様こんにちは。ようこそ、皆様の母校、そして私たちの母校、蕨高校にお越しくださいました。校長の山本でございます。本日は31期ホームカミングデーの開催誠におめでとうございます。皆様のご来校を歓迎いたします。まだまだコロナ禍は「第8波」ということで終息の兆しが見えませんが、何とか開催できました。幹事の皆様のご尽力に感謝申し上げたいと思います。

 また本日は、恩師の皆様も多数ご出席いただいております。お忙しい中でのご出席誠にありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 実は私は、本校24期の卒業生でございます。皆様が入学された直後の昭和62年5月に、2週間ほど教育実習生としてお世話になりました。ホームルームの指導教官は社会科の関原先生でしたので、当時の2年6組を担当させていただきました。この4月に縁があり、母校である本校の校長を拝命しました。着任当初は、本校の躍進ぶりに大変驚きました。私と同じ時代を経験されている31期の皆様であれば、私の感じた驚きを共有していただけると思い、現在の学校の様子を少し話してみたいと思います。

 生徒は勉強にも部活動にも学校行事にも全力で取り組んでいます。朝出勤すると、すでに校内は部活動の朝練習の声で賑やかです。しかし考査1週間前ともなるとその声がぴたりとやみ、朝の校内は静寂に包まれます。このように万事切り替えが徹底しています。また、平成6年度に外国語科が設置されておりまして、4月当初の対面式では、外国語科の新入生が英語であいさつをします。英語については大変レベルの高い指導が行われており、昨年度は英検1級に2名、準1級に15名合格しました。進路につきましても、国公立大学は3年連続で80名以上の現役合格者を輩出しております。現役進学率は92.5%となっております。

 また、校内のICT環境につきましても整備が進んでおります。皆さんご案内の、あのA棟、B棟の普通教室には、Wi-Fiやプロジェクターが完備されています。令和5年度入学生から学年進行で導入される一人一台端末につきましては、共通テストにおける「情報Ⅰ」への対応や、将来のCBT、コンピュータ ベースド テスティングの動向等を踏まえ、Windows端末であるSurface Go 3の導入を目途に検討しております。

 卒業生の皆様におかれましては、毎年、1年生を対象とした進路行事である「社会人講演会」の講師をお引き受けいただくなど、本校の教育活動にご協力いただいております。今年度は、同窓会の松本会長様にご講演いただきました。令和9年度には創立70周年を迎えます。引き続きご協力を賜りますようお願いします。

 本日お集りの皆様におかれましては、仕事の上でも、プライベートでも、ますます充実されていることと存じます。本日はせっかくの機会でございますので、ぜひとも旧交を温めていただき、昔話に花を咲かせていただければと存じます。私ども24期も7年前のホームカミングデーに呼んでいただき、私の3年4組は、ここ数年こそコロナ禍で中断しておりますが、それ以来毎年クラス会を開催しております。

 それでは、本会のますますのご盛会を祈念して祝辞とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

30期ホームカミングデー 来賓ウエルカム祝辞(校長)

 皆様こんにちは。ようこそ、皆様の母校、蕨高校にお越しくださいました。校長の山本でございます。本日は30期ホームカミングデーの開催誠におめでとうございます。皆様のご来校を歓迎いたします。本来であれば、昨年度に実施されていたと伺っておりますが、ようやく開催できました。幹事の皆様のご尽力に感謝申し上げたいと思います。

 また本日は、当時私もお世話になった恩師の皆様も多数ご出席いただいております。お忙しい中でのご出席誠にありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 実は私は、30期の皆様と面識がございます。と申しますのも、24期の私は、昭和62年5月に、2週間ほど教育実習生としてお世話になりました。ホームルームの指導教官は社会科の関原先生でしたので、当時の2年6組を担当させていただきました。この4月に縁があり、母校である蕨高校の校長を拝命しました。着任当初は母校のあまりの変貌ぶりに、大変驚きました。私と同じ時代を経験されている30期の皆様であれば、私の感じた驚きを共有していただけると思い、現在の学校の様子を少し話してみたいと思います。

 生徒は勉強にも部活動にも学校行事にも全力で取り組んでいます。朝出勤すると、すでに校内は朝練習の声で賑やかです。しかし考査1週間前ともなるとその声がぴたりとやみ、朝の校内は静寂に包まれます。切り替えが徹底しています。また、平成6年度に外国語科が設置されておりまして、4月当初の対面式では、外国語科の新入生が英語であいさつをします。英語については大変レベルの高い指導が行われており、令和3年度は英検1級に2名、準1級に15名合格しました。進路につきましても、国公立大学は3年連続で80名以上の現役合格者を輩出しております。現役進学率は92.5%となっております。

 また、校内のICT環境につきましても整備が進んでおります。普通教室へのWi-Fiやプロジェクターについて、設置が完了しております。令和5年度入学生から学年進行で導入される一人一台端末につきましては、共通テストにおける「情報Ⅰ」への対応や、将来のCBT、コンピュータ ベースド テスティングの動向等を踏まえ、Windows端末であるSurface Go 3の導入を目途に検討しております。

 卒業生の皆様におかれましては、毎年、1年生を対象とした進路行事である「社会人講演会」の講師をお引き受けいただくなど、本校の教育活動にご協力いただいております。令和9年度には創立70周年を迎えます。引き続きご尽力を賜りますようお願いします。

 本日お集りの皆様におかれましては、仕事の上でも、プライベートでも、ますます充実されているころかと思います。本日はせっかくの機会でございますので、ぜひとも旧交を温めていただき、昔話に花を咲かせていただければと存じます。

 それでは、本会のますますのご盛会を祈念して祝辞とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

29期ホームカミングデー 来賓ウエルカム祝辞(校長)

 皆様こんにちは。ようこそ、皆様の母校、蕨高校にお越しくださいました。校長の山本でございます。本日は29期ホームカミングデーの開催誠におめでとうございます。皆様のご来校を歓迎いたします。本来であれば、2年前の令和2年度に実施されていたと伺っております。ようやく開催できました。幹事の皆様のご尽力に感謝申し上げたいと思います。

 また本日は、当時私もお世話になった恩師の皆様も多数ご出席いただいております。お忙しい中でのご出席誠にありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 実は私は、29期の皆様と面識がございます。と申しますのも、24期の私は、昭和62年5月に、2週間ほど教育実習生としてお世話になりました。指導教官は国語科の横手先生でしたので、当時の3年生の選択古典の授業を担当させていただきました。この4月に縁があり、母校である蕨高校の校長を拝命しました。着任当初は母校のあまりの変貌ぶりに、大変驚きました。私と同じ時代を経験されている29期の皆様であれば、私の感じた驚きを共有していただけると思い、現在の学校の様子を少し話してみたいと思います。

 生徒は、勉強にも部活動にも学校行事にも全力で取り組んでいます。朝出勤すると、すでに校内は朝練習の声で賑やかです。しかし考査1週間前ともなるとその声がぴたりとやみ、朝の校内は静寂に包まれます。切り替えが徹底しています。また、平成6年度に外国語科が設置されておりまして、4月当初の対面式では、外国語科の新入生が英語であいさつをします。英語については大変レベルの高い指導が行われており、令和3年度は英検1級に2名、準1級に15名合格しました。進路につきましても、国公立大学は3年連続で80名以上の現役合格者を輩出しております。現役進学率は92.5%となっております。

 また、校内のICT環境につきましても整備が進んでおります。普通教室へのWi-Fiやプロジェクターについて、設置が完了しております。令和5年度入学生から学年進行で導入される一人一台端末につきましては、共通テストにおける「情報Ⅰ」への対応や、将来のCBT、コンピュータ ベースド テスティングの動向等を踏まえ、Windows端末であるSurface Go 3の導入を目途に検討しております。

 卒業生の皆様におかれましては、毎年、1年生を対象とした進路行事である「社会人講演会」の講師をお引き受けいただくなど、本校の教育活動にご協力いただいております。令和9年度には創立70周年を迎えます。引き続きご尽力を賜りますようお願いします。

 本日お集りの皆様におかれましては、仕事の上でも、プライベートでも、ますます充実されていることと存じます。本日はせっかくの機会でございますので、ぜひとも旧交を温めていただき、昔話に花を咲かせていただければと存じます。

 それでは、本会のますますのご盛会を祈念して祝辞とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

蕨高校65期修学旅行しおり 校長の言葉

 修学旅行では、平素と異なる生活環境にあって見聞を広め、よりよい人間関係を築くなどの体験を積むことが重要です。さわらび会館の前に「考える人」の像がありますが、今回の舞台は沖縄です。我が国を取り巻く情勢を踏まえ、「沖縄で考える」体験を充実してほしいと願っています。

第3回学校説明会 校長挨拶

 皆さんこんにちは。本日はお忙しい中、本校の第3回学校説明会にお越しくださいましてありがとうございます。私は校長の山本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 皆さんは志望校の選定について、いよいよ最終段階に差し掛かっているのではないかと思います。実は私は本校の卒業生でございます。中学生のころは現在のさいたま市大宮区の中学校に通っておりました。当時とは状況が異なりますので、単純な比較はできませんが、記憶を辿って、少し自分の経験を話してみたいと思います。

 中学校では男子バスケットボール部に所属していて、引退まで続けました。学校の成績はあまりよいとは言えませんでした。3者面談で70%の合格可能性と言われた蕨高校を選びました。高校卒業後の進路についても、当時は何となく、合格できる国公立大学に進学できればよいと考えていました。

 ここで申し上げたいのは、私の場合、中学校のときに自分が思っていた、中学校の校内におけるポジション感というものが、将来の大学の進学希望にも自然と影響を与えていたということです。

 中学校の成績がトップクラスではなかった、だから将来志望する大学もトップでなくてもよい。当時は当たり前と思っていましたが、大人になった今振り返ってみると、何とも根拠のない、情けない考え方だったなと思います。

 しかしながら、蕨高校はそんなに甘くありませんでした。3年生の政治・経済の授業で法律に興味を持ち、将来は弁護士になりたいと志を立てるに至りました。私大文系のクラスでしたが、調べてみると、当時、司法試験に合格者を多く輩出している私立大学は、早稲田大学や中央大学など、難関大学に限られているということがわかりました。

 どこか合格できる大学に進学できればよいと考えていた私は、当時の蕨高校の魅力溢れる授業に触れ、難関大学への合格に向け、大きく舵を切ることになりました。

 さて、本題に戻ります。私たちは、中学校では必ずしも校内トップの成績ではなかったかもしれない、でも、将来の大学進学に際しては、自らの夢を実現するため、行ける大学ではなく、自分が本当に行きたい大学を目指したい、そんな皆さんの挑戦を、全力で応援したいと思っています。

 本校の教育課程は、2年生まで共通の内容となっています。文系科目も理系科目もしっかり学び、自分が本当に専攻したい学問分野を見定める目を養っていただきます。3年間の短い時間で進路実現という成果を上げるためには、自らのタイムマネジメントの力を身に付けることが重要です。文武両道の3年間は確かに忙しいですが、朝型の生活習慣や隙間時間の活用など、大学生や社会人になっても重要となる資質を身に付けることができます。

 本校は皆さんが社会に出たとき、グローバルな視点を持つリーダーになっていただきたいと考えています。外国語科を持つ本校の英語の授業は本当にレベルが高く、英検2級はもとより、準1級や1級を取得する生徒も複数存在します。林間学校や強歩大会などの学校行事は、高いハードルを乗り越える経験を通じて、自らに対する信頼を高め、将来のリーダーとしての自覚を育んでいきます。

 いかがでしょうか。蕨高校でのエキサイティングな3年間は、きっと皆さんの想像をはるかに越え、皆さんの志を、より高く導くことと確信します。繰り返しになりますが、皆さんの蕨高校へのチャレンジを心からお待ちしております。

 この後、学校や各学科の特色について、本校の職員や生徒から説明がございます。蕨高校で一緒に頑張りましょう。以上で校長あいさつを終わります。

47期35歳合同クラス会 来賓挨拶(校長)

 皆さんこんにちは。校長の山本でございます。本日は埼玉県立蕨高等学校47期35歳合同クラス会の開催誠におめでとうございます。コロナ禍の終息はなかなか見通すことができませんが、まずはこうして対面でお互いに顔を合わせることができたことを、率直にお祝いしたいと存じます。

 さて、本日は47期の皆様がお集まりということでしたので、学校の沿革を少々確認してまいりました。皆さんが入学される前の平成14年度に65分授業が導入され、皆さんが2年生の平成16年度にオ-ストラリア・サウスオーストラリア州への交換留学生派遣事業の協定書調印、皆さんが3年生の平成17年度には、テンプル大学ジャパンキャンパスと教育連携協定を締結しております。平成6年度に外国語科を設置した本校が、生徒の進路希望を実現する進学校として、また、さらなる国際理解教育の充実に向け、学校改革を進めていく、まさにその真っただ中の3年間を、皆さんは本校で過ごされたということになります。

 ここ数年におきましても、令和元年度には埼玉県教育委員会から大学進学指導拠点校の委嘱を受け、令和2年度には土曜授業を導入、また今年度から新たに50分授業を導入するなど、グローバルな視点を持ち次世代のリーダーとして活躍できる人を育てる「文武両道の進学校」の実現を目指し、改革を進めているところでございます。

 47期の皆様におかれましては、仕事の上でも、プライベートでも、ますます充実されているころかと拝察いたします。本日はせっかくの機会でございますので、ぜひとも旧交を温めていただき、昔話に花を咲かせていただければと存じます。

 また本日は、当時お世話になった恩師の皆様も多数ご出席のことと伺っております。お忙しい中でのご出席誠にありがとうございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 申し遅れましたが、私は本校24期の卒業生でございます。私たちの母校、蕨高校は素晴らしい学校となっております。私には校長として、この素晴らしい母校をさらに素晴らしくする使命がございます。本日ご臨席の皆様方には、ぜひともお力添えを賜りたく存じます。

 それでは、本会の益々のご盛会を祈念して挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。