校長室から

校長室から

卒業証書授与式

 先ほど、第61回卒業証書授与式が終わりました。新型コロナウイルス感染予防の観点から、規模を縮小して卒業生と教職員のみでの式典となりましたが、厳粛かつ第61期生の立派で凛々しい姿により、素晴らしい式典となりました。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

 卒業生の保護者の皆様におかれましては、お子様のご卒業誠におめでとうございます。そして、お子様の在学中、本校教育活動に格別のご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 卒業生と保護者の皆様からは、卒業記念品として、「プロジェクター一式」と「電動スクリーン」を贈呈いただきました。いただいた記念品は早速、剣道場に設置させていただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

 

 

  式   辞

  第61回卒業の363名の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは、三年間の蕨高生活で、多くの仲間とともに、様々な経験を通して自らを大人へと成長させてきました。まずは、卒業にあたり、成長した自分の「今の姿」に、「自負心」と「自信」を持ってほしい。そう申し上げたいと思います。

  さて、現代はまさに「激動の時代」であり、人類全体を巻き込んだ急速な転換のただ中にあります。このような価値観が多様化し、予測不能な世の中だからこそ、自らの「思い」をしっかり持ち、「自分の頭で考え行動する」こと、そして、そのためにも「勇気を出して、一歩を踏み出す」ことが何よりも大切です。

  自分の頭で考えるようになるためには、「まずは体を動かすこと。そしてもう一つは、不幸とか、貧困とか、失敗とか、そういう辛い境遇から逃げないことだ。」と、英文学者の外山滋比古は言っています。

  この点について、作家であり映画監督でもあるウディ・アレンは、若いアーティストたちへのアドバイスとして、こう言っています。「人生で成功する秘訣の80%は、めげずに顔を出すことである。」これはつまり、粘り強く努力を重ねよ、ということでしょう。また、バスケットボール界の神様マイケル・ジョーダンは、ある有名なテレビコマーシャルで、「私は9000本以上シュートを外し、ほぼ300試合で負けた。ウイニングショットを外したことは26回もある。」と、わざと失敗した話をして話題となりました。これも、数多くの失敗を経たからこそ今の成功がある、というメッセージであることは明らかです。

  皆さんの世代は、100年ライフを実践していくことになると言われています。となると、生涯に二つ三つのキャリアを持つようなマルチステージの人生へと、生き方が変化していくことになるかもしれない。

  そんな長い人生を充実したものとするためにも、皆さんには「志」を失うことなく、そして他者への敬意を決して忘れずに、誠実に日々を生きてほしい。「こだわり」を持ち、生涯学び続けてほしい。ひたむきに取り組む「情熱」と、困難や挫折を味わってもあきらめずに努力を続ける「粘り強さ」を持ち続けてほしい。

 蕨高校の卒業生である皆さんには、まだ何にでもなれる可能性がある。と同時に、限りない可能性を持つ者として、社会をリードし社会に貢献する責任も、しっかり認識していてほしい。そう強く願っています。

  今回、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、卒業証書授与式が規模を縮小しての実施となりましたことは、誠に残念です。でも同時に、皆さんであれば、自然との「共生」、人と人との「共生」を今一度考える契機と捉えるなど、この特別な卒業証書授与式の当事者であることを、将来プラスに活かしてくれるのではないか、とも思っています。

  結びに、皆さんが自らの未来を切り拓き、すばらしい人生を歩んでいかれることを心から願い、式辞といたします。

 

学校評議員会、学校評価懇話会が開催されました

月曜日10日に、本校の学校評議員会及び学校評価懇話会が開催されました。

学校評価懇話会は学校評議員さん、後援会会長さんに加え、生徒代表として生徒会役員の生徒3名も懇話会委員として参加し、積極的に意見を述べてくれました。

委員の皆さまからは、本校の教育力の更なる向上に向けて、具体的取り組みのついてご指摘やご提言をいただくとともに、本校の良さについてのご意見もいただきました。また、生徒からは生徒目線での率直な意見・感想のみならず、生徒会としての学校への協力提案もしてくれました。

今回いただいたご意見やご提言を今後の学校運営の参考にさせていただき、皆さまのご期待に応えられますよう、全力を尽くしてまいりたいと思っております。

お忙しい中をご来校いただきました、学校評議員、学校評価懇話会委員の皆さまに、あらためて感謝申し上げます。

新年がスタートしました

新年がスタートしました。

あけましておめでとうございます。

昨年は本校の教育活動に過大なご支援を賜り、ありがとうございました。

本年も引き続き、蕨高生に対してまして、温かい励ましと応援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

さて、本日から後期授業が再開されました。新年第一日目とはいえ、蕨高生は早速課題テストや授業に取り組んでおります。

暦の上で最も寒くなっていくこの時期ではありますが、3年生はセンター試験を10日後に控えています。1・2年生も学年の仕上げに向かう時期です。

蕨高生には何よりもまずは体調管理に留意し、そしてそれぞれのベストを尽くしてもらえればと思っています。

明日から冬休みに入ります

 本校は2学期制ですので学期末ではありませんが、明日から2週間は後期も一休み、冬休みに入ります。

 今日午後の全校集会の校長講話では、「セレンディピティ」を取っ掛かりに「まずは行動する」について話をしました。

 

 

 今日は「セレンディピティ」を取っ掛かりに話をしてみようと思います。

 12月といえば、毎年その年のノーベル賞授賞式が行われます。今年も、2週間ほど前に吉野彰 旭化成名誉フェローがリチウムイオン電池の発明でノーベル化学賞を授賞されたばかりです。そのノーベル化学賞を2000年に授賞された白川秀樹 筑波大学名誉教授が、導電性高分子を発見されたエピソードをお話しされるときに「セレンディピティ」という言葉をよく使われていました。

 「セレンディピティ」とは、「予期していない、求めてもいない、意図的ではない思いもよらない状況で、偶然によってもたらされた幸運を手に入れること」といった意味です。「セレンディピティ」の例としては、フレミングがペニシリンを発見した時のエピソードや、軍事用レーダーの研究をしていた研究者がレーダーの近くで作業をしていた人のポケットの入っていたチョコレートが柔らかくなることに気づいたことが電子レンジの発明につながった、という話などがよく紹介されるようです。

 これらの例からおわかりだと思いますが、「セレンディピティ」とは単なる偶然ではありません。価値ある偶然がおこったときに、その価値に気づき、価値を見出したからこそ、その幸運を手に入れることができる。つまり、たくさんの経験と努力、そして自分を信じ、物事に打ち込んだ人が、結果として適切な判断力や感性によって幸運をつかみ取ることができる、ということです。ですから、皆さんには、蕨高生である今、そして大学生、社会人と人生を進めていく中で、この幸運をつかみ取る能力を磨いていってもらわなければならなりません。人は誰もが無意識のうちにこの能力を磨いているともいえますが、それを意識していることが、一歩も二歩も先んじることにつながるのだろうと思います。

 では、幸運な偶然を手に入れるにはどうすればよいか。①何と言ってもまずは「行動」。②そして何かに出合ったとき、その出会いに「気づく」こと。③そして出会ったものをよく観察して理解し、出会ったものを「受容」、つまり受け入れること。そこまでできて、初めてその先の成果につながるかもしれない可能性が見えてきます。

 この中で、まず皆さんがやるべきこと、実践すべきことは、①の「まずは行動する」です。言い方を変えれば、アンテナを高く張って、皆さんの将来に幸運をもたらす何かに偶然出合うかもしれない機会をできるだけ増やす、ということです。行動しなければ出合いようがありません。例えば、今日のような講演会や集会での話も、そのつもりで聞いている人とそうでない人とで、幸運への出会いの機会をつかむか逃すかの差となるかもしれない、ということです。ですから、自分の限られた興味だけに閉じこもらずに、それ以外の新たな興味や関心の対象に出合えることを期待して、出かけてみる、参加してみる、いろいろな機会に顔を出してみる、求める何かがありそうだと思う場所に身を置いてみる。一歩踏み出してみる、そんな行動です。蕨高でも、皆さんに様々な機会を捕まえてもらおうと様々な情報提供をしています。ぜひ活用してください。

 3年生は、受験に向けた緊張感ある毎日を過ごしていることと思いますが、自分の力を、そしてもうすぐ春が来ることを信じて、あとはベストを尽くすのみです。大学に入学すれば、皆さんが選んだ大学ですから、行動してみることで素敵な仲間との出会いや体育会(運動会)部活動やサークル等での様々な出会いなど、幸運を手に入れることになるかもしれない出会いがたくさん待っています。

 1・2年生も、1年後2年後のその時に備えつつ、今はこの蕨高生活のさらなる充実を目指して、まずは行動してみてください。

 それでは、どうぞよいお年をお迎えください。

3年生球技大会

 年末に近づき、今日は3年生による高校生活最後の球技大会がおこなわれました。3年生のこの時期とはいえ、しばらく前から昼休みを利用してグラウンドと体育館で練習を積んで今日に臨む。それが蕨高生の、そして蕨高の伝統です。

 クラスメイトの応援に支えられながらの本気のプレーで、高いレベルの好試合に会場も大いに盛り上がり、すべての3年生が今日の大会を高校生活の思い出に存分に楽しんだことと思います。

 男女ともサッカーとバスケットボールがおこなわれ、優勝チームは次のようになりました。

  サッカー     男子3年3組 、 女子3年4組

  バスケットボール 男子3年4組 、 女子3年5組

  総合優勝 3年4組

 ちなみに、蕨高の球技大会は生徒会行事ですので、生徒会生徒のみにより企画運営されます。今日も、1・2年の生徒会生徒による運営に、3年生がフェアなプレーとマナーで応える、気持ちの良い素晴らしい球技大会を見せてくれました。

 

 ところで、もうすぐクリスマスです。華道部がこの時期にふさわしい作品を校長室に届けてくれましたのでご紹介します。

学校説明会にたくさんの方にお出でいただきました

 先週末の16日(土)の午後、本校を会場に学校説明会を開催しました。大規模な説明会が今年度最後ということで、1,100名余りの中学生と保護者の方々にご参加をいただきました。

 午前中の授業公開と合わせて、本校の様子をしっかり確認していただく機会として設定いたしました。ご参加いただいた皆さまに、高校選択の参考にしていただけたとすれば何よりです。

 冒頭の校長あいさつでは、高校生活を送る上でのアドバイスを少しお話ししました。

 今日お越しの中学3年生の皆さんにとって、高校入試が自分で進路を選択する初めての機会なのではないでしょうか。高校にはそれぞれ特色があり、皆さんが送ることになる高校生活は高校によって大きく変わってきます。ぜひ、保護者の方とともに興味のある高校を自分の目でしっかり確認して、この高校ならきっとこれから3年間充実した高校生活が送れる、と思える高校を選んでいただきたいと思います。そして、そのようにして選んだ高校が、この蕨高校であるならば、嬉しい限りです。

 さて、蕨高校についてはこの後詳しく説明させていただきますので、私からは蕨高校に興味を持っておいでいただいた皆さんに、高校生活を送る上で参考にしていただきたいことをお話しします。

 まず、高校・大学を通じて何が求められるのか、どのような意識が大切なのか、大学からのメッセージを二つご紹介します。いずれも5年以上前に伺ったメッセージですが、これからの高校生にもぜひ参考になるメッセージだと思います。ひとつは、東京大学の濱田前総長が言われた「よりグローバルに、よりタフに」。グローバルは異質なもの、多様なものを取り込み、自らの力とすること。タフはタフネスというよりもレジリエンス、つまり回復力、精神的な逞しさ、といったことだったと思います。もうひとつは、慶應義塾の清家前塾長が言われていた「自分の頭で考える力を養う」、「すぐ役に立つことは、すぐに役に立たなくなる」。何事も自分の頭でしっかり考える。そして、いま必要なことだけをやっていてはダメ、幅広い視野でしっかり基本を身に付けよ、ということだったと思います。よろしければ、参考にしてみてください。

 これらも踏まえて、私からも高校生活を送る上でのアドバイスを3つ挙げてみます。①まずは、仲間とともに学び、高校生活を楽しむこと、②受け身の姿勢から脱却して、自分で考え、適切に判断し、行動できるようになること、③そして、失敗や挫折を経験しておくこと、そのためにもたくさんの本気のチャレンジをすること、です。

 では、この後の蕨高校について様々なご説明がございます。じっくりお聞きいただき、高校選びの参考にしていただければ幸いです。

防災拠点活用塾が開催されました

 去る14日、県民の日に本校で防災拠点活用塾が開催されました。防災拠点とは、阪神淡路大震災での経験を踏まえ、埼玉県が県内38校の県立高校を防災拠点と位置づけ、避難場所となる施設として、

 ・自然エネルギーを利用した太陽光発電設備や太陽熱温水設備

 ・非常用発電設備、グランド照明設備、耐震性貯水槽、雨水貯水槽、トイレ・シャワー、備蓄倉庫など

の整備を行ったものです。本校は、平成11年9月竣工となりました。

 今回の活用塾では、地元住民の皆様、蕨市の防災担当課の担当に対して、県の担当から施設設備の概要説明と施設見学を中心に、いざというときに地元住民の皆様に有効にご活用いただくためのプログラムが用意されました。

 日頃からのいざというときに備えての危機管理意識の重要性は改めて申し上げるまでもありません。今回は平日の午後の開催となりましたが、多くの地元住民の皆様にご参加いただくことができ、本校の防災拠点機能への認識を深めていただく貴重な機会となりました。

英語民間試験の実施見送りについて

 11月になり、朝晩の冷え込みが気になる時節となりました。本校では制服の移行期間も終わり、今日からは全員が制服着用となりました。

 そんな月初めに、大学入試共通テストでの英語民間試験実施の見送りが決まり、午前11時に文部科学省HPに「大臣メッセージ」が掲載されました。現時点ではそれ以上の情報はありませんので、本校生徒と保護者の皆さまには、今日その事実のみをお知らせいたします。

 http://www.mext.go.jp/a_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2019/11/01/1422381_01.pdf

  これに伴い、大学入試センターからは「共通ID発行申込」の中止も発表されました。

 大臣メッセージによれば、今後一年を目途に検討されるとのことですので、蕨高生を含めすべての高校生が安心して受験に臨むことができる仕組みを構築していただけますことを強く願います。

 

写真は、11月のスタートを飾る本校華道部の作品です。

 

 

キャリアセミナー

埼玉県教育委員会と埼玉りそな銀行との共催で「高校生向けキャリアセミナー」が去る10月6日に行われました。これは、将来のキャリア形成やライフワークバランスなどを若いうちから考えてもらおうと企画されたもので、参加を希望した本校生徒も参加をしてきました。

当日は、埼玉りそな銀行の社長さんにも積極的に質問をするなど、この機会を有意義に活用してくれていたようです。高校生には有益な情報を収集する機会、自分を磨く機会が至る所にありますが、その機会を自ら捉え活用するかどうかは高校生個々の意識と行動力にかかっています。その点で、今回参加の本校生徒はその機会を自ら捉え、有益な機会にしたのではないでしょうか。実にすばらしいと思います。

なお、20日(日)の埼玉新聞にこのセミナーの記事があり、その中には本校生徒のコメントも掲載されています。

生徒が街頭啓発活動に参加してきました

参議院議員補欠選挙は、今度の日曜日が投票日です。

昨日は、蕨市選挙管理委員会からの協力要請を受けて、本校生徒会の生徒8名が午後5時から蕨駅前で行われた街頭啓発活動に参加してきました。生徒たちには主権者としての意識を持つ機会としてのみならず、選挙管理委員会の活動を体験する貴重な経験となったはずです。あわせて、このような街頭啓発が、特に若い世代の投票率アップに少しでもつながることを願います。

選挙管理委員会の担当の方からも、生徒たちへの感謝の言葉をいただきました。

参加した生徒の皆さん、お疲れさまでした。

クイーンズランド州の先生方が離日されました

先月22日に来日され、24日から先週の4日まで本校で日本の高等学校教育についての見識を深めていただいたお二人の先生が、5日にオーストラリアに帰国されました。

本校での滞在中は、授業や部活動の見学、生徒・留学生との交流をはじめ、外国語科の時事英語や異文化理解といった授業やスピーチコンテストで指導、助言をいただくなど、本校教育にも参加、協力をしていただきました。

本校生徒にとっては、ネイティブの先生との貴重な交流に刺激をもらった素晴らしい機会となりました。また、お二人の先生にとっても、本校での滞在を楽しんでいただけたのではないかと思っております。今回のご経験を何らかの形で今後の教育実践に活かしていただければ幸いです。

今回、お二人の先生は先月23日から今月5日まで本校生徒宅にホームステイをされ、ホストファミリーとも交流を深められました。ホストファミリーを快くお引受けいただいた生徒、保護者及びご家族の皆さまには、ご協力に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

写真は、今回クイーンズランド州教育局からいただいたものです。

 

 

蕨高同窓会が60周年を迎えられました

本校の第1期生が卒業されたのを機に設立された蕨高同窓会が、今年60周年を迎えられました。誠におめでとうございます。

蕨高同窓会の皆様には、日頃から本校の教育活動の様々な場面において御支援と御協力をいただいております。

これからも、ますます蕨高同窓会が発展されますことを御祈念申し上げます。

 

明後日の6日(日)には、60周年の記念式典が挙行されます。

同窓会60周年案内.pdf

今日から後期が始まりました

 本校は2学期制のため、昨日前期が終わり、今日から後期が始まりました。この時期、ラグビーワールドカップは日本で開催され、連日素晴らしい試合を見せてくれています。その中でも、先週の日本代表がアイルランド代表戦で見せたあの気迫と結果は、強い決意と決死の覚悟をもって、目標をしっかり定めて周到に準備すれば、叶わないことはそうはないことを示してくれたように思います。

 今年度も残り半分、これから蕨高生がどのような姿を見せてくれるのかが楽しみです。

 昨日は、前期終業式が行われ、校長講話では「自分で考え、判断し、行動せよ」という話をしました。

 

【前期終業式】

 夏休みを挟んで再開された前期も、今日で終了となります。一年の中間点を迎えるにあたり、今日は後期に皆さんに期待することを話してみたいと思います。

 最初に結論を言うと、それは自分の責任を自覚して、「自分で考え、判断し、行動せよ」ということです。

 そもそも、高等学校は何をするところなのか。教育基本法によるとその目標には(第42条)、

・ 国家及び社会の有為な形成者として必要な資質を養うこと。

・ 個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め、専門的な技能に習熟させること。

・  社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、個性の確立に努めること。

とあります。

 高校生の視点に置き換えれば、高校で皆さんは卒業までに社会人としてやっていけるだけの力を身に付ける、自分の希望するキャリアの実現に必要な基礎力をつける、ということです。

 ですから、先生方はそのつもりで皆さんに日々接しています。例えば、志望大学選びに際して自分はこのくらいでいいやという「身の丈大学志向」では自分の可能性を狭めてしまう、高い志をもってチャレンジしようとはっぱをかけている。幅広い教養とある程度専門的な知識・技能を身に付けてもらうために、捨て科目をつくらずしっかり取り組むよう促している。さらに、いろいろなことにチャレンジし、卒業後に必ず必要となる力を今のうちから身に付けてもらおうと、運動会、臨海学校、強歩大会などの学校行事をしっかり経験してもらい、文武両道を奨励している。蕨高校は、進学校だからといって、ただ勉強ができるだけ、受験学力をつけるだけの高校ではありません。

 一方で皆さんは、中学校までひょっとすると勉強は学校や塾で何をいつやるかまですべて面倒を見てもらい、どの高校を受けるかもアドバイスしてもらっていたかもしれない。学校からの保護者あて通知も、学校がメールやHPで別に配信してくれていて、皆さんが渡そうが渡すまいが誰も困らないようになっていたかもしれない。何か困ったり、やりたくないことがあったときも、周りの大人がうまくとりなしてくれたのかもしれない。皆さんは何の責任も負うことなく、すべて周りの大人に面倒を見てもらっていてはいなかったか。中学生は、それだけ子ども扱いをしてもらっていたのではないかということです。

 でも、先ほど言ったように、高校卒業までには社会人としてやっていけるだけの力や自分の希望するキャリアの実現に必要な基礎力をつけなければなりません。となれば、高校生はもう子ども扱いなどしてもらっている場合ではない。だから、高校生になれば、ましてや蕨高生であれば、自分で負うべき責任をしっかり果たす覚悟で、判断し、行動していかなければなりません。自分で責任が負えないことは、しかるべき人にちゃんと相談する。もし何か失敗したら、失敗の教訓を次にしっかり生かす。挫折を味わったときは、そこから這い上がる経験をしっかり積む。そうすることが高校生には求められます。

 ですから、「自分で考え、判断し、行動せよ」なのです。例えば、勉強のやり方がわからない、一日の生活スケジュールがうまくつくれない、授業がわからなくなってきた、どう対処するか。アドバイスを求めたり質問に行くもよし、しばらく思い悩むもよし、大事なのは自分でアクションを起こして対処することです。そして自分のやり方を見出していく。それしかありません。それを、ただじっと何とかしてもらうのを待っていても、何も変わらないし、自分の将来は切り拓けません。先日の台風のときのように、交通機関が大きく混乱した時どうするか。蕨高生なら自分の責任で何が大事なのか優先順位をしっかり考え、どうすべきか適切に判断し、行動できるようでなければなりません。また、先日、保護者の方から学校からの保護者あて通知が届かないというご意見が寄せられたそうですが、これも学校からの保護者あての通知を届けるのは皆さんの役割であり責任ですから、その責任においてどう行動したかという皆さんに対する問題提起です。

 話をまとめます。高校生たるもの、自分の果たすべき責任をしっかり認識して、自分で考え、適切に判断し、自分で果たせる範囲内の行動がとれるようでなければなりません。そのためには、日ごろから「自分で考え、判断し、行動せよ」です。今日からぜひ実践してみてください。

教育長訪問

今週から本校にお出でいただいている、クイーンズランド州の先生方の埼玉県教育委員会教育長への表敬訪問が、去る水曜日にありました。

お二人とも、予定されていた時間では足りないくらい和やかに会話が弾み、教育長との歓談を楽しんでいただけたようでした。

本校としても、埼玉県とオーストラリア・クイーンズランド州との連携・交流の推進・発展に寄与できることを嬉しく思うとともに、お二人が離日されるまでの間、ぜひとも有益な毎日を過ごしていただけることを願っております。

 

クイーンズランド州の先生が来校されています

埼玉県の姉妹州であるオーストラリア・クイーンズランド州の高校からお二人の先生が来日され、今日から約2週間本校で過ごしていただくことになりました。お二人とも日本語の先生ですので、本校の職員とはなるべく日本語でコミュニケーションをとっていただくことにしています。一方で、国際理解、異文化理解への関心の高い本校生徒の、英語でのコミュニケーション能力向上にお手伝いいただけることになっています。

本校での滞在が、お二人の先生にとっても、また本校生徒にとっても貴重なより良い機会となってもらえることを、心から願っております。

日本高校ダンス部選手権

ダンス部のページで既に報告させていただいていますが、本校ダンスが初出場を果たした日本高校ダンス部選手権について、補足をさせていただきます。
この大会は、スポーツ庁や高体連等が後援する、高校のダンス部にとっての公式な全国大会で、SMALLクラスとBIGクラスの2部門に分かれておこなわれるそうです。テレビでも有名な大阪府立登美丘などが出場しているのがBIGクラスで、本校ダンス部はSMALLクラスに出場しました。(大会の様子は、9月1日深夜にフジテレビで放送予定だそうです)
結果はともかく、そんな大会に出場できたこと自体が「大変な快挙!」、というのが顧問の弁です。よくがんばっています。

そのダンス部も、この週末の「蕨高祭」ステージではご来場の皆様に全国レベルのダンスをご披露いたします。ぜひ、多くの方に「蕨高祭」に足を運んできただけたらと思っております。

夏休みが開けました

本校の夏休みは昨日まで、今日から前期が再開されました。
休み明けの今日は、まずは1・2年生は課題考査、3年生は早速授業が始まりました。

そして、今週末はいよいよ「蕨高祭」です。
蕨高生のエネルギーがほとばしる「熱い」文化祭に、多くの皆様がお越しいただけることを楽しみにいたしております。

全校集会

 今日は全校集会がありました。明日からの夏休みを経て8月28日から授業再開となります。
 夏休みを前に、集会では「自分の可能性を信じてやってみよう」、「この夏休み以降の蕨高生活をうまくコントロールできるかは、この夏休みの過ごし方にかかっている」といった話をしました。

 すべての蕨高生にとって、有益で思い出深い夏休みとなりますことを切に願っています。

高校野球県大会は明日が4戦目

 高校野球の県大会は、天候が不安定な中、ベスト32が出そろったようです。本校野球部もたくさんの皆様の応援をいただきながら順調に勝ち進んでいます。
 明日は、同じ蕨市内にある武南高校との対戦となります。これまでの努力と経験を自信に、本校野球部の生徒諸君が自分たちの実力を存分に発揮して、武南高校とともに素晴らしい試合を展開してくれることと思います。
 本校の応援スタンドでは、バトン部と吹奏楽部が野球部とともに素晴らしい応援を展開してくれています。
 明日の試合でも、蕨高生のはつらつとした姿をぜひ見ていただければ、そして応援していただければ幸いです。

卒業生との懇談会

 一昨日の土曜日は、今年度2回目の学校公開日でした。あいにくの悪天候ではありましたが、多くの方に来校いただき、授業を中心に放課後の部活動も含めふだんの蕨高校を見ていただきました。

 そんな中、午後には2学年の進路行事として、「卒業生との懇談会」が開催されました。50名を超える現役大学生である卒業生が、人文系、語学・国際系、工学系、薬学系、教育系など11の分野に分かれ、分科会形式で2年生に対して自らの経験等を後輩たちに語ってくれました。大学の様子や大学、学部、学科の選び方、高校での進路実現への準備等、先輩からの話は、2年生にとって自身の高校生活を見つめなおす素晴らしい機会となったはずです。


*写真は、華道部が届けてくれた今週の生け花です。

小高交流事業

 昨日、本校の3年生26名が蕨市立南小学校を訪問して、小学生との交流を深めてきました。
 この企画は、蕨高生が小学校に一日訪問して先生のアシスタントを務め、小学生と授業やクラブ活動等を通して交流を深めてくるというもので、生徒にとって自分の可能性を試したり広げたりする絶好の機会となっています。今回も小学校の児童や先生方からも好評をいただき、参加した蕨高生からも楽しかった、有意義だった、といった感想が寄せられるなど、実りの多い訪問となったようです。
 今回は、訪問小学校出身で小学生の時に当時の蕨高生にお世話になったという生徒3名が、今度は自分が後輩の小学生をお世話できればと参加していたようです。

 なお、この事業は秋にも予定されており、市内の複数の小学校に蕨高生が訪問することになっています。

教育委員さんが本校を訪問されました

 昨日、埼玉県教育委員会教育委員さんが本校を訪問されました。
 午前中2時間ほどの訪問中、普通科、外国語科それぞれの、また1、2、3学年それぞれの授業と、図書館等の施設を見学していただきました。
 アクティブな授業中の生徒の活動、3年生の緊張感ある授業中の様子など、蕨高の日常の様子を見ていただき、文武両道を実践する本校生徒たちの生活の様子や活気を感じていただけたものと思います。本校ならではの特色ある施設の構造もあわせて、蕨高の今を知っていただくとても良い機会となりました。

海外派遣事業

 本校では、高校生年代で生徒に視野を広げ、国際感覚を磨いてもらうために、さまざまな国際交流事業を展開しています。今週は、その中でも本校独自の大きな事業である、2つの海外派遣事業の保護者説明会が実施されました。
 この2つの事業とは、2週間のオーストラリア研修となる「高校生海外短期派遣事業」と、10週間のオーストラリア派遣事業である「インターリンクス・エクステンション・プログラム」で、いずれもサウスオーストラリア州への派遣事業です。
 参加する生徒には、7月下旬の出発までさまざまな事前研修に参加し、万全の態勢で英語圏の生活を直接体験してきてもらうことになります。この貴重な経験は、生徒たちに必ずや大きな成長を促してくれることになるでしょう。

埼玉県合唱祭

 6月1日から16日まで、第64回埼玉県合唱祭が開催されています。
 本校の音楽部は、埼玉会館でおこなわれた昨日の第2部に出演し、「Ave Maria」、「さんかく」、「もしとりだったなら」の3曲を披露しました。
 素敵な演奏に、日曜日の昼下がりを美しいハーモニーと歌声で心地よいひとときに導いてもらいました。

同窓会定期総会

 昨日、今年度の同窓会定期総会と第28期卒業生ホームカミングデーが、本校を会場に開催されました。
 ホームカミングデーは50歳を迎えられた卒業生が、同窓会総会の日に久しぶりに母校に集うというもので、20年以上にわたり続いているそうです。昨日も140名を超える卒業生の皆さんと恩師の先生方6名が出席をされ、盛大に開催されました。
 本校同窓会の素晴らしい企画に参加させていただき、本校の歴史の重みをあらためて実感させていただきました。

国際青少年キャンプ in わらび

 蕨市が主催する「国際青少年キャンプ in わらび」が7月31日に開催されます。今年のこの国際交流事業は、市内の中高生と友好都市ドイツのリンデン市、マッヘルン市からの青少年が参加する予定だそうです。交流会では、ドイツの青少年に蕨高校や日本の伝統文化をドイツ語や英語で紹介しながら国際交流を深めることが予定されており、先週末まで校内でボランティアスタッフの募集がありました。
 担当の先生によると、ドイツ語を選択している生徒も、そうでない生徒も含め、募集人数を超える応募があったとのことです。中には、昨年のこの事業に参加して発表をしてくれた生徒も含まれているとのこと。
 本校では、このような機会をたくさん提供できるよう努めておりますが、蕨高生はこのような機会を逃さず、積極的に活用してくれています。事前準備も含め、当日まで国際交流を思いっきり楽しんでもらえることを期待しています。

中間考査が始まりました

 今週は、今日から4日間が中間考査です。1年生にとっては、高校生になって初めての定期考査、2、3年生にとっても新学年になって最初の定期考査です。まずは、自分のベストを尽くす。そして、その結果を真摯に受け止めて現状を確認する。その上で、現在の学習方法を自己評価して、場合によっては戦略を練り直す。定期考査は、蕨高生にとって、自らを向上させるうえでの自己確認の貴重な機会です。この貴重な機会を有効活用しない手はありません。
 というわけで、今週はすべての蕨高生が定期考査に全力を注入し、正々堂々とベストを尽くす。そんな一週間になります。

PTA・後援会総会

 学校公開日の午後には、クラス懇談会、学年懇談会ののち、PTA・後援会総会が開催されました。日ごろから、PTA・後援会の皆さまには本校の教育活動へのご理解とご協力をいただいているところですが、昨年度の事業報告と決算報告、今年度の事業計画と予算案等の協議事項がすべて承認され、引き続き本校教育を応援していただけることを確認していただきました。ありがとうございました。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 この総会では、今年度の新役員が承認され、この日まで本校教育に心からのご後援をいただいた60期生保護者の役員の皆さまが、この日をもってその任を降りられました。これまで本校教育をPTA・後援会の立場から協力にバックアップしていただいたことに、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 また、今年度の役員の皆さまにはこれから一年間、様々な場面でお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

第1回学校公開

 去る25日の土曜日は、第1回の学校公開日でした。5月とは思えないような暑さの中、保護者の方々をはじめ、県民の皆さまにもおいでいただき、本校の授業を見ていただきました。おいでいただいた皆さま、ありがとうございました。

 学校公開は、保護者の方はもちろん中学生や県民の皆さまに本校の授業や生徒たちの普段の様子を見ていただき、本校のことを知っていただく貴重な機会と考えています。
 第2回は、6月22日(土)を予定しています。ぜひ、多くの皆さまにおいでいただき、本校の良さを知っていただければ幸いです。

文化祭カウントダウン

 文化祭まであと100日となった昨日、生徒会によって正門前にカウントダウンのボードが設置されました。
 写真は、99日となった今朝のボードです。

運動会準備

 当初、水曜日に予定されていた運動会が月曜日の雨により、明日金曜日に順延されました。今日は、明日の運動会の準備が先ほどまででほぼ終了したところです。
 暑さは気になるところですが、グラウンドコンディションは良好で、準備の整ったキリッと引き締まった感のあるグラウンドからは、明日の真剣勝負を待つ静かな緊張感が漂っています。
 明日の運動会では、体調管理に十分留意しつつ、生徒諸君には真剣だからこそ味わえる清々しく楽しい一日を過ごしてもらえればと思います。

昼休みの光景

 本校では、運動会(体育祭ではありません)が来週予定されており、ここしばらく、昼休みになると入場行進の練習をしていると思しき掛け声が聞こえてきます。
 見れば、グラウンドでバトン部の2,3年生が旗を持ち、掛け声も高らかに手足をピンと伸ばした姿勢で入場行進の練習をしています。聞くところによると、運動会の入場行進は吹奏楽部の演奏の中、生徒会とバトン部の先導でクラスごとの入場となるそうです。
 グランドでの練習風景を目にするだけでも、入場行進が運動会の見どころのの一つであることは間違いありません。バトン部の勇姿と当日繰り広げられるであろう光景への期待感が高まる一歩です。

「告白しよう! 夏目漱石講座」

 昨日、演劇部の校内発表会がありました。
 3年生の部長の引退公演と1年生のお披露目公演を兼ねての発表会ということでしたが、少数ながらこれまでの練習の成果をしっかり披露してくれた素敵な発表会でした。
 部員数が決して多くない中、ふだんの活動を含め様々な苦労もあったのではないかと想像しますが、1年生の一生懸命さに対し、2年生、3年生はこれまでの活動で身に付けた演技力をしっかりと見せてくれた感がありました。
 部員の多少にかかわらず、部活動に本気で取り組む蕨高生の姿を見せてもらい、とても晴れやかな気持ちにさせてもらったひとときでした。

文武両道を実践

この時期、さまざまな部活動の大会が繰り広げられています。
大会に出場した蕨高のどの部活動も、地区予選会や県大会でこれまでの練習の成果をいかんなく発揮してくれたようです。さすが蕨高生です。
いくつかの部活動では、結果として地区予選会をもってあるいは県大会をもって3年生は活動終了となります。引退する3年生には、幾ばくかの悔いやさびしさがある一方で、これまで本気で部活動に打ち込んで、最後の大会までやり遂げた達成感があるのではないでしょうか。3年生まで本気で部活動に打ち込んできた、すべての蕨高生の頑張りと健闘をたたえたいと思います。

一方で、大会がまだこれからの部活動もあります。特に3年生には、活動できる残りの日々を大切に、文武両道を実践してくれることを願っています。

陸上部からは、昨日まで行われていた県大会で、女子400mリレーが6位入賞を果たし、関東大会出場を決めたとの報告がありました。関東大会でも、実力をいかんなく発揮してくれることを期待しています。

立夏を過ぎて

連休も明け、5月の授業が始まっています。
立夏を過ぎて、すがすがしい毎日が続いております。

本校では5月から職員の服装はクールビズで対応させていただいておりますが、生徒の制服も5月から夏服への移行期間に入っています。
そんなこともあってでしょうか、今週の校内には生徒の元気な声とともに夏の風が少しずつ吹き始めているように感じます。

写真は、華道部が昨日届けてくれ今週の作品です。

「44th Regular Concert」

今日の午後、本校吹奏楽部の第44回定期演奏会が、会場の蕨市民会館ホールを満席にして、盛大に開催されました。
ご多用の中、ご来場いただいたたくさんの皆様には、心より御礼を申し上げます。

演奏会では、日頃から吹奏楽部の活動にそして音楽に、真摯に誠実に取り組んできた成果を、仲間とのチームワークを遺憾なく発揮して、見事に披露してくれました。2、3年生による素晴らしい演奏のみならず、入ったばかりの1年生による歌と踊りのパフォーマンスも加わった、バラエティー豊かな3部構成のプログラムにより、午後のひとときが実に心地よく楽しませてもらいました。ご来場の皆様にもきっとご満足いただけたのではないでしょうか。
夏のコンクールに向けては、このメンバーでつくりだす音楽に、さらなる磨きをかけてくれることでしょう。これからも多くの皆様からの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

「令和」となりました

 「平成」の時代が昨日を持って幕を閉じ、新たな「令和」の時代がスタートしました。社会は加速度的に変化してきていますが、何よりも平和で若者が明るい未来を思い描ける時代でありますことを心から願います。

 さて、ゴールデンウィーク真っ只中ではありますが、本校では今日も朝からたくさんの生徒たちが登校し、部活動に全力で打ち込んでいます。ざっと見ただけでも、サッカー部、野球部、陸上部、ソフトテニス部、バスケットボール部、卓球部、剣道部、柔道部、ダンス部、吹奏楽部、などなど...。そのほか、外部で活動している部、午後から活動予定の部もあるはずです。
 文武両道を実践する蕨高生の活躍に、これからもどうぞご期待ください。

今週の生け花

 今週も華道部の生徒が、校長室に作品を届けてくれました。今週の花は、ソケイとカーネーション、スターチスだそうです。ゴールデンウィークに入るため、直接ご覧いただく機会がほとんどなさそうですので、その分、HPをご覧いただいている皆様に写真でお楽しみいただければ幸いです。

「STEP IN TIME vol.11」

 この週末、本校ダンス部(WDC)の発表イベント「STEP IN TIME vol.11」がありました。
 2,3年生(61、62期生)が、この日のために約半年をかけて練習に打ち込んできた成果を披露したわけですが、実に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。そのパフォーマンスたるや、ダンスを蕨高の部活動としてまじめに真剣に、そして誠実に、これまで取り組んできた成果を、特に3年生はその集大成を見事に披露してくれました。

 当日は、文字通り立錐の余地なし、たくさんの方々においいただき温かい応援を送っていただきました。ありがとうございました。

華道部が作品を届けてくれました

 昨日の放課後、華道部が素敵な作品を校長室に届けてくれました。校長室に季節感と華やかさを運んでくれるこの作品のおかげで、今日は朝からとてもいい気分です。
 華道部のみなさん、ありがとう。

第63回入学式

 去る4月8日、本校の平成31年度 第63回入学式が挙行され、晴れて363名が蕨高生となりました。
 新入生代表による「新入生宣誓」では、入学までの日々を振り返り、中学校までの学びで培った力と努力で高校受験の壁を乗り越えたことや、これまで支えてくれた方々への感謝、最後に蕨高生としての決意の言葉で締めくくられるという、とても立派な誓いの言葉を述べてくれました。また、後援会会長様による来賓祝辞では、蕨高校のファンになっていただいていることが感じ取れるやさしく温かい言葉で、新入生に対する祝福と励ましをいただきました。
 新入生の皆さんには、改めて入学のお祝いを申し上げるとともに、この蕨高での3年間を充実したものにしてもらえることを心から願っています。


入学式式辞

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。蕨高等学校を代表して皆さんを歓迎するとともに、心よりお祝いを申し上げます。

 そして、本日ここに、ご来賓の方々、並びに保護者の皆様のご臨席のもと、平成31年度 埼玉県立蕨高等学校 第63回入学式を挙行できますことは、本校にとりましてこの上ない喜びであります。

 

 本校は、昭和32年に当時の蕨町によって埼玉県蕨高等学校として開校されました。2年後の昭和34年には、蕨町の市制施行を期し埼玉県に移管され、埼玉県立蕨高等学校と改称されました。以来、まさに地元地域の皆様からの期待と信頼に応える県内有数の「文武両道の進学校」として、輝かしい歴史を刻んできております。

 今日から皆さんは、24,000人近くの立派な卒業生を送り出してきた伝統ある本校の63期生です。蕨高生としての「プライド」と責任をしっかり胸に抱き、存分に蕨高生活を楽しんでください。

 

 さて、現代は「変化の時代」だと言われています。少子高齢化や地方の過疎化、生産年齢人口の減少などの社会課題への対応、AIやIoT、ロボット、ビッグデータなどによる新たな価値の創造などにより、これまでの社会の延長線上にはない、劇的な変化が起こり始めています。

 皆さんは、こうした劇的に変化する社会の中で、世の中の未来を築くリーダーとして、人生を逞しく豊かに生きていくことになります。ですから、皆さんには高い「志」を持って、3年間の蕨高生活で、人生を逞しく豊かに生きるための土台を築き上げてもらいたいと思います。

 

 そこで、今日は3年間の蕨高生活でぜひ成し遂げてほしいことを3つ挙げてみます。

 

 一つ目は、人生を切り拓いていくための「基本」をしっかり身に付けること。

 この「基本」には知識とスキルの両方が含まれます。物事を正しく判断し、思考を深めていくには、幅広い基礎的な知識、つまり「教養」が必要です。何を考えるにもそのベースとなる知識がなければ、考えを深めることはできません。その意味で、「教養」は豊かな人生を送るための必須条件です。「リベラルアーツ」の重要性がとかく話題になるのも、当然といえます。

 でも、自分でどうやって「教養」を身に付けるのでしょう。わからないことをどうやって理解したり、あるいは解決するのでしょうか。勉強しようにも、自分なりのやり方が確立できていなければ、成果は期待できません。つまり、自分なりのやり方、スタイルといった「基本スキル」、自分なりの勉強法、課題対応法をものにしておかなければなりません。

 どんなことでも、できるようになるには「基本」を身に付けなければなりません。自転車を例に考えてみましょう。自転車に乗れるようになるまでには、三つの段階があります。補助輪をつけて基本操作を身につける第1段階。補助輪を外して後ろを支えてもらいながらバランス感覚を身につけていく第2段階。そして、ようやく自分一人で自由に自転車に乗れるようになる第3段階です。第3段階まできて、はじめて自分の好きなように「自走」できるのです。このときの第1段階と第2段階で身につける操作・感覚が「基本スキル」です。この「基本スキル」なくして、第3段階はないのです。何ごとも基本が大事。この機会によく確認しておいてください。

 

 二つ目は、自分の頭をフル稼働させて、様々なことに本気でチャレンジすること。

 ポイントは、「自分の頭で考える」こと。勉強でいえば、本に書いてあること、先生に教わったことをただ覚えても、それで理解したことにはなりませんし、多くの場合、ほどなく忘れてしまうでしょう。「なぜ」の問いを大切にして、納得がいくまでよく考えてこそ、理解ができるのです。精一杯考え続けてこそ、ひらめきも生まれます。

 部活動も然りです。実は、日々のこの姿勢が、変化する社会の中で状況を正しく理解し、課題を特定して課題解決を図っていく力を養うことにつながるのです。

 もう一つのポイントが、「本気でチャレンジする」こと。そして、失敗と挫折を今のうちに経験することです。本気でチャレンジをすれば失敗もします。失敗すれば挫折感に打ちのめされもします。でも、その経験が「レジリエンス」を高め、皆さんをタフな心の持ち主にして、更なる高みへと導いてくれるはずです。

 日本人初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士は、「自分の能力は、自分で使ってみなければわからない」、「取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない」という言葉を残しています。自分にどんな能力があるのかは、挑戦してみなければわからない。人は誰でも挫折を経験しながら成長していくものなのだから、取り返しのつかない大きな失敗や挫折をしないためにも、社会に出るまでに失敗や挫折を経験することは、とても重要なことです。

 

 三つ目は、仲間との高校生活を大切にすること。

 何をやるにも近くに同級生や先輩、後輩、つまり仲間がいる環境が、全日制高校である蕨高校というところです。そして、本校の生活で皆さんの成長を促すのは、先生方からの指導や助言、励ましだけではないのです。仲間同士で教えたり教わったり、おしゃべりをしたり、一緒に練習したり、議論したり、励ましあったり、そして本気で取り組む仲間の姿に刺激を受けたりと、仲間との日々の生活で切磋琢磨することが、互いを高め合い、仲間とともに皆さんを大人にしていくのです。ぜひ、仲間を大切にし、仲間との蕨高生活を思い切り楽しんでください。

 

 保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学、心からお慶びを申し上げます。

 私たち教職員は、お子様の力をしっかり伸ばし、一人一人の成長と夢の実現に向けて、全力を尽くしてまいります。

 どうか、ご家庭におかれましても、本校の教育にご理解とご協力をいただくとともに、お子様の基本的生活習慣や家庭学習定着へのご指導に、格別のご協力をお願い申し上げます。

 

 結びに、ご来賓の皆様、並びにご列席の皆様の益々のご健勝、ご発展をご祈念申し上げるとともに、今後とも変わらぬご指導とご鞭撻をお願い申し上げ、式辞といたします。

前期始業式

 蕨高に着任して、2週間と少しが過ぎました。蕨高生は、日々の授業に部活動にと、元気な姿を見せてくれています。
 これから適宜、校長室から蕨高校の様子をお知らせしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、去る4月8日に平成31年度の前期がスタートとしました。当日の始業式では、新2、3年生を前に蕨高生の「プライド」について話をしました。



 皆さんは、蕨高生であることに「プライド」を持っていることでしょう。自ら進んでこの蕨高校への入学を志し、見事難関を突破して今日もこうして蕨高校の制服を身に纏い、蕨高生活を送っているわけですから、当然のことですし、そうでなければなりません。

 

 「プライド」を辞書で調べると、「誇り」とか「自尊心」、「矜持」といった意味がでてきますが、まさに皆さんが蕨高生としての「自信」と「誇り」を持って、堂々と振舞うこと。これすなわち「プライド」を持つ者の「責任」です。「プライド」を持つということは、自分に対する自信と、自信を持ち続けるための「責任」を負うということです。「プライド」を持つ者が、自らを律し、「プライド」を持つに足る振る舞い、努力をする。そのことが、その人を成長へと導き、続く人たちに憧れを抱かせる。皆さんは、まさに蕨高生を体現しているわけです。蕨高校の伝統も、このようにして発展し、受け継がれてきています。例をあげると、今着ている制服。校章のついた制服は、蕨高生である皆さんしか着ることができません。それを着ている皆さんは、自らが蕨高生であることを世間に宣言していることになります。この時、大事なのは着ている皆さんの心持です。自分が蕨高生であることを常に意識する、自らを律し、自信と誇りを持って正々堂々と振る舞うための仕掛け、それが制服です。部活動のユニフォームやジャージも同じです。着ている自分自身を密かに誇らしく思い、その思いに負けない振る舞いをしようとする気持ちが、大切だということです。そう考えれば、制服やジャージ、ユニフォームに愛着と誇りを持つのはもちろん、どう着こなすか、どう振る舞うかも自ずとわかるでしょう。常に自分を意識する、そうした生活が、皆さんを成長へと導くことになります。

 

 そこで、「プライド」ある蕨高生に期待していることを、一つだけ述べてみます。

 蕨高校に入学できた君たちの力を持ってすれば、将来の可能性は限りなく広がっているといっていい。そういう皆さんに、湯川秀樹博士の言葉を紹介します。日本人初のノーベル賞、ノーベル物理学賞を受賞された方ですが、その言葉に「自分の能力は、自分で使ってみなければわからない」というのがあります。自分の可能性を過小評価せずに、様々な分野に間口を開いて、チャレンジしてみることが絶対に必要だということです。それもこの高校生から大学生のうちにです。

 このような話をすると、失敗したらどうすると思う人がいるでしょう。はっきり言って、本気でチャレンジすれば、失敗することは当然ある。本気の挑戦に失敗はつきものです。失敗すれば、本気であればあるほど、挫折感も大きい。でも、挫折を経験することがとても大切なのです。挫折から立ち直るすべを早く身につけることが、大人になる上では絶対に必要です。先ほどの湯川博士はこのことについても、「取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない」と言っています。

 

 蕨高生でいられるのも、あと1年か2年です。「プライド」ある皆さんには、蕨高生として様々なことに挑戦し、知力、体力、そして「レジリエンス」を高め、高い「志」とタフな心の持ち主になってもらえることを、強く期待しています。