野球部日誌令和4年度

体育・スポーツコーチSのつぶやき『蕨高校の放課後に重ねて』

投稿日時: 07/07 komon02

『蕨高校の放課後に重ねて』

 

 最近、野球部応援の練習として、吹奏楽部の音楽とバトン部の声が、放課後の蕨高校に響き渡っています。一所懸命に練習してくださる吹奏楽部・バトン部の生徒の皆さんを見て、とても有り難く感謝しています。大会当日もよろしくお願いいたします。

 

 蕨高校の放課後に重ねて、企業スポーツの意義ついて考え、蕨高校野球部にそれを重ねました。企業野球だと、7月18日には、東京ドームにて主に企業野球チームが参加する都市対抗野球が始まり、ノンプロの最高峰の試合が展開されます。

 

 ここで突然ですが、企業スポーツの意義は何でしょうか?過去に、岡山県倉敷市の企業野球に身を置いた中学のチームメイトとも話したことがあります。

企業野球は、

①もともとは社員の福利厚生の一つ。

②高度経済成長期資金に余裕ある企業は、広告宣伝効果や社員の士気高揚を狙った。

③多くの企業はスポーツを通じて社会・地域貢献することが企業のイメージを上げると考え、企業チームにその役割を期待した。

④景気後退によって、具体的な企業貢献が見えにくいスポーツチームが真っ先にリストラの対象となった。また、企業の認知度が十分に高まった段階になると、企業スポーツが果たす役割は終わったと判断して、撤退する企業もでてきた。

という歴史があるそうです。

(参考文献:企業がスポーツチームを持つべきか 佐々木 勝)

 

 では、これからの企業は、スポーツチームを所有する意義はないのでしょうか。岡山県倉敷市の企業チームにいた同級生に話を聞くと現在の企業野球は、

 

①社会・地域貢献や広告宣伝効果を超えて、社内的な効果である社員の士気高揚・一体感の醸成や同僚間相互効果を期待されている。

ということです。前述の参考文献にも同様のことが記載されています。

 

 部活動は生徒の自主的自発的な活動であるので、企業スポーツの考え方がそのまま当てはまるとまでは思いませんが、生徒が一所懸命に取り組むことを通して、学校や、他の生徒の皆さんに少しでも良い影響があればこの上ないことだとも思います。

 

 応援を背に、大会に向けさらに精進してまいります。