野球部日誌令和4年度

体育・スポーツコーチSのつぶやき『目標を達成するには?』

投稿日時: 06/07 komon02

 6月に突入しました。15日に抽選会をむかえ、いよいよ選手権埼玉大会が近づいていることを実感します。

 

 私は現役選手引退後、後輩の現役選手に話す機会があるとき、必ず伝えることがあります。

 それは、

『もうすぐ、野球できなくなってしまうよ。』

 ということです。

 

 蕨野球部の三年生も、このことを念頭に置いて、大好きな野球に精一杯向き合える日々を噛みしめて過ごして欲しいと願います。

 

 さて、タイトルの『目標を達成するには?』についてです。

 目標を達成を現実のものにするための理論が3つほどあります。

 1つ目は、プロセス目標を明確に定め、それを達成することです。プロセス=“過程”。つまり、甲子園で勝つという目標に対して、その目標を達成するまでに必要な“過程”を明確に捉えなければならないということです。甲子園で勝つために必要なプロセスは何か。体力面・技術面・戦術面・組織面、さまざまな要素があります。それぞれのプロセス目標を明確(数値目標、体験・経験など)にしたうえで、蕨高校 野球部は我々の目標に挑戦してまいります。

 2つ目は、目標・プロセス目標に期限を設けることです。皆さんは、例えば「打球を遠くに飛ばしたい。」といった、野球選手でよくある願望に対して、「いつまでに」という期限を設けて考えたことはありますか?期限を設けることで、具体的に必要なプロセスを考える思考・切迫感から生まれる集中力が生まれます。

 3つ目は、「何を犠牲にするか。」を定めることです。プロスポーツでも、一流企業でも、成功を収めている人や集団は「何を犠牲にするか。」「何をしないか。」を明確に定めています。目標達成の道のりにおいて、なんでも自由に好き勝手にやって成功することはやはり少ないと考えます。自身、そしてチームを律し、日々を過ごすことの大切さを感じます。ただ、ここで重要なのは、蕨高校 野球部は、野球部での大きな目標があるからと言って、勉強を犠牲にはしません。公立学校の生徒にとっては、私生活・家庭生活も大切と考え、それらも犠牲にはしませんでは、目標を達成するためには何を犠牲にするか。選手たちとミーティングを重ね、チームの柱を創り上げてまいりたいと思います。

 

そして指導者としては、生徒は、これらの考え方を、野球部だけでなく、勉強、仕事、日々の生活にまで生かしていってほしいと願います。